新年度は、目標を掲げるだけでなく「やらないこと」も決めるべき理由

新年度がスタートしました。この時期は、多くの人が今年の「目標」を掲げるのではないでしょうか。しかし、日々の忙しさに追われて目標はほとんど達成できず、また新しい年度に入ることを繰り返していませんか？ 無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者である真井花さんは、「やる/やりたいこと」のほかに「やらない/やりたくないこと」リストも作ることをおすすめしています。

4月に「やらないこと」

さて、本日は年度初めの裏ワザ（？）のお話。

今年も4分の1が過ぎましたね(￣∇￣)

信じられないわ。速すぎるわ…。だって、年初に立てた100個目標の4分の1なんて達成してナイもん。

で、考えたんですよ(*ﾟ∀ﾟ*)　目標ってフツー「やってみたいこと」で考えますよね。でもね。

・やらないこと

をリストするのも大切なんじゃないかって。

やってみたいことは、言ってみれば人生に負荷をかけることです。新しいことやまだ達成していないことなんですから、やっぱりエネルギーも要るしストレスもかかりますよね。

ところが、今現在、私たちはすでに

・いっぱいいっぱい

ですよね。そう、いつか着るつもりの服でパンパンのクローゼットみたいに。

もう絶対着ないとホントは分かっているけど、捨てられない服を思い切って断捨離してこそ

・クローゼットにスペースができる

んですよ。これと同じことは心や時間にも言えることだと思うんです。何かを止めなければ時間は空かないし、心の余裕も生まれません。すっかり市民権を得た瞑想やらマインドフルネスやらは

・なにも考えずにじっと目を閉じましょう♪

みたいなことを言うんですよ。心の余裕と平安のために。

それなら、今年の目標も同じじゃないでしょうか。

・やりたいこと・挑戦すること

と同じくらいの数の

・やりたくないこと・止めること

があってもおかしくないはずなんですよ。誰もそう言わないけど。

それは成し遂げたものの数を競い、多いほど優秀で素晴らしいと私たちが無意識的に考えているからではないでしょうか。

やってみたいこと・やることに向かって頑張るのはイイけどそれだけじゃ

・イッパイイッパイな現状が溢れちゃう

っていうお話でしたね。

・やらないこと・止めること　も

挙げてみようと。

・で、でも、やらなきゃならないことだから…

そう、だからやっているんですよね。やらなくていいなら、とっくにやってないよね。うん。

うーーーーん(￣-￣)　こういうの、ナレなんですよね。断捨離と同じで。いつもソコにあるとそれがホントに

・必要なものかどうか全く判断していない

んですよ。ああ、あるな～くらいに認識しているだけで、いつ使ったのか使い勝手がどうだったか立ち止まって考えてない。で、そのまま数年経過。みたいなことになってるんですよ(*ﾟ∀ﾟ*)

いつもやっていることも、毎日のルーティンと化していてその手順、タイミング、手間が適正なのか

・まっっったく考えていない

んですよ。てか、考えてたらルーティンって言わないか。

なので、まず毎日やっていることを

・ちょびっと止めてみる

んです。それでもワークするなら、止めてもOKってことです。

会社員のころ止めてみたのが

・マグボトルの2本持ち

でしたね。紅茶と日本茶だったんですが、かなりの紅茶好きだったので、淹れる銘柄も湯温もタイミングも拘りがあったんです。ま、だからこそ外で買う紅茶じゃ全然満足できなくてマグボトルを持って行っていたんですが。

これが全部やると結構手間で、洗うのにも乾かすのにも手間と時間がかかっていたんですよね。

で、お湯にしました。会社のお湯がマズくて飲みたくなかったんです。ティーバックはお高い目のものにしました。

トータルでかなり高くつくと思ったんですが、結果的に白湯を飲むようになりましたね(*ﾟ∀ﾟ*)　とびきりのお茶は、平日は紅茶か日本茶を一日一回飲めば、気が済んだんです。そりゃもう

・朝のルーティンとストレスが激減

でしたね。

止めてもいいことがきっとあるはず。新年度に目標を掲げるのと一緒に、止めることもリストアップしてみてくださいね。

image by: Shutterstock.com