海沿いの家に引っ越してきて3年。我が家もいつ起こるか分からない災害・非常事態に備えて、少しずつですが装備を進めています。
ゆくゆくは“ポータブル電源”をゲットしたいとは思っているものの、高価格なこともあってまだ手が出せておらず…。
そこで、まずは身近なガジェットを充電できるアイテムをと思い、こちらを購入してみました!
Anker(アンカー)「Solix PS30 Portable Solar Panel」は、太陽光の力で発電し、スマートフォンやタブレットなどを充電できる“ポータブルソーラーパネル”。
誰でも簡単に使える操作性と、7,000円台というお値ごろ価格が決め手でした!
こんな人におすすめ
- 手軽に始められる災害対策グッズを探している方
- キャンプやアウトドアでスマートフォンのバッテリー切れを気にせず楽しみたい方
- 高価なポータブル電源には手が出せないけれど、最低限の電力確保をしたい方
ノートPCサイズで、収納も持ち運びもラクラク!
こちらが「Solix PS30 Portable Solar Panel」。重々しくないデザインで文房具の中に混じっていても気づかなそう。
私はモバイルバッテリーもワイヤレスイヤホンもAnker社の製品を使っているので、なんとなく親しみが湧きます。
折り畳んだ状態のサイズは約22.4×27.2×4.3cm。MacBookの13インチより少し小さく、MacBookよりやや厚みあり。
重さは約1.1kgとソーラーパネルとしては軽量。ノートPCサイズのコンパクトなボディなので、簡単に収納、持ち運びができるんです。
Type-AとType-C、2つのUSBポートから給電可能
「Solix PS30 Portable Solar Panel」は“最適な環境下”で利用すると、最大15W出力のUSB-Cポートと最大12W出力のUSB-Aポートの2つから、手持ちのスマートフォンやタブレット、カメラなどを2台同時に充電できるとのこと。
広げた状態のサイズは約90.4×27.2×1.8cm。なかなか大きくて、たくさん太陽のパワーを浴びられそう!
USB-CポートとUSB-Aポートの2つのポートを搭載。手持ちデバイスの端子にあったポートが使えていいですね。
ラバーキャップ搭載でIP65の防塵/防水性能を実現。保管時や運搬時の砂や粉塵の侵入を防ぎ、突然の水飛沫や小雨からも守ってくれます。
給電時(キャップを開いているとき)はポートを水にさらさないようにご注意を!
広げて挿すだけ。ゆっくりだけど着実に充電できます
実際に、iPhone純正のケーブルとAnker製品についていたケーブルを使って、iPhoneとモバイルバッテリーを繋いで、「Solix PS30 Portable Solar Panel」の実力を体感してみます。
ソーラーパネルを広げて、ポートにケーブルを差して、ガジェットを繋ぐだけ。即座に「ポンッ」という充電スタート音が鳴りました。簡単すぎて感動!!
設定もスイッチ操作も必要なし。
しかしながら、先に出てきた“最適な環境下”での使用が結構難しくて…。
パネルを完全に広げた状態で、パネル全面に直射日光が当たらないと充電が持続されないよう(これは説明書に書いておらず、カスタマーサポートの方に聞きました)。
ということで、時間が経っても影ができることのない草原の真ん中に配置。
かつ、スマホやモバイルバッテリー自体は直射日光に当ててはいけないため、日傘と熱くなりづらいラバーのトレイでガードしました。
※写真映えのためにレトロな綿麻の日傘を置いて撮影しましたが、実際には“ガチめの日傘”で防御しました
残暑厳しい薄曇りの日中に、iPhoneを41分放置してみたところ、13%充電が回復!
ソーラーエネルギーから電気への変換ロスによりUSB出力は30Wより小さくなるため、コンセントからの充電に比べるとゆっくりに感じてしまいますが、なかなかいい進捗ではないか。
…とニンマリしていたら、それ以降は充電がストップしていたみたいで、iPhoneの画面を見てみると「iPhoneを冷やす必要があります」との警告が。
一旦ケーブルを抜いて、少し冷ましてから、再度充電してことなきを得ました。
実際の出力は天候をはじめとしたコンディションによるので、一概には言えませんが、充電と休憩を繰り返し、2時間弱で30%から50%くらいまでは充電が回復できました。
非常時にパネルを長時間直射日光に当てつつ、かつガジェットが熱くならない環境を作るのはなかなか難しいと思うので、実際に使うときには放置せず、最低限の対策を講じながらちょこちょこ触って確認するのがベターかもしれません。
ちなみに「Solix PS30 Portable Solar Panel」はバッテリー機能を搭載していないので、蓄電する際はモバイルバッテリーなどを使ってください。
同時に充電していたモバイルバッテリーは充電残量表示されないタイプなので数値化できなかったのですが、残量0から蓄電後、問題なくスマホを充電できました!
パネルの四隅にはハトメのついた穴があいており、付属のカラビナでテントなどに取り付けて使うこともできます。
Amazonの商品ページでは、背負ったリュックに取り付けて、充電しながら登山をする様子が掲載されていました。
いろんな使い方ができるようで、面白い〜!
非常時にスマホの充電が少ないと、とっても不安になりますよね。
そんな時に、「Solix PS30 Portable Solar Panel」で自然の力を利用して少しでも充電が回復できると、心の安心に繋がると思います。
チャットや電話で相談できるカスタマーサポートあり、18ヶ月保証あり。さらに、Ankerの会員に登録後はプラス6ヶ月保証が継続することなので、気になった方はぜひ、割引価格の内にお買い求めください!
| 項目 | ポイント・注意点 |
|---|---|
| 設置場所 | パネル全面に直射日光を当て、影ができにくい場所を選ぶ |
| デバイス保護 | 充電中のスマホやモバイルバッテリーは直射日光に当てない |
| ポート保護 | 給電中はポートを水にさらさない |
| 充電効率 | 天候(晴天)、時間帯(日中)、設置角度で充電効率は変動する |
| 蓄電方法 | 本製品にバッテリーはないため、モバイルバッテリー経由で蓄電する |
| 使用中の確認 | デバイスの充電状況とパネルの状態をこまめに確認し、過熱に注意 |
| 持ち運び・保管 | コンパクトだが衝撃・水濡れに注意し、乾燥した場所で保管する |
Photo: 山田いせ
Source: Amazon.co.jp
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