米アップルがJDI支援確約=菊岡社長、資金繰り「峠越した」
経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)は23日、複数の取引先から最大約400億円の資金繰り支援を受けられることになったと発表した。中国の投資ファンドが9月に突如、出資見送りを表明し、再建の行方が危ぶまれたが、最大顧客の米アップルなどが取引条件緩和に応じることを確約。当面の運転資金の確保にめどを付けた形だ。
菊岡稔社長は東京都内で記者団に対し「資金繰り(問題)は峠を越した」との認識を示した。(2019/10/23-20:22)