日立とホンダが車部品4社合併=国内3位、競争力強化
日立製作所とホンダがグループの自動車部品メーカー4社の合併を検討していることが30日、分かった。新会社は売り上げ規模で国内3位となる見通し。電気自動車(EV)や自動運転技術を支える基幹部品の開発競争が激化しており、合併による事業規模拡大で競争力を強化するのが狙いだ。同日午後に発表する。
合併を検討しているのは、日立子会社の日立オートモティブシステムズ(東京)と、ホンダグループのケーヒン、ショーワ、日信工業の3社。4社の2019年3月期の連結売上高の合計は1兆8000億円弱で、いずれもトヨタ自動車系のデンソー、アイシン精機に次ぐ国内3位の自動車部品メーカーが誕生することになる。
新会社には、日立が7割弱を出資する方向。ホンダも一部出資するとみられる。(2019/10/30-11:09)