宮内庁長官に西村氏 山本氏は勇退へ

2019.12.10
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by 時事通信

西村泰彦 宮内庁新長官(宮内庁提供)

西村泰彦 宮内庁新長官(宮内庁提供)

 宮内庁は10日、山本信一郎長官(69)が17日付で勇退し、後任に西村泰彦次長(64)が昇格する人事を発表した。新しい次長には総務省出身の池田憲治氏(58)が就任する。
 西村氏は東京大法卒で、1979年に警察庁入り。同庁警備局長や警視総監、内閣危機管理監などを歴任し、2016年9月に宮内庁次長に就任した。三重県出身。


池田憲治 宮内庁新次長

池田憲治 宮内庁新次長

 山本氏は京都大法卒。73年自治省(現総務省)に入り、内閣府事務次官などを経て12年6月に宮内庁次長、16年9月に長官に就任した。同年8月には上皇さま(当時の天皇陛下)が退位の意向を示唆するビデオメッセージを発表されており、長官として代替わりの儀式挙行の陣頭指揮を執った。福井県出身。(2019/12/10-12:32)

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