国内感染者新たに45人 北九州16人、東京14人―新型コロナ

2020.05.30
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by 時事通信

 国内では30日、新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認された。死者は東京都の2人を含め計5人増え、累計で908人となった。
 感染拡大が続く北九州市では16人の感染が判明。最多の26人だった29日よりは減ったものの、8日連続で感染者が確認され、この間の累計では85人となった。
 新たな16人のうち9人はクラスター(感染者集団)発生が判明した北九州総合病院(小倉北区)の医療スタッフ。同病院で感染が確認されたスタッフや患者らは計23人となった。10歳未満の小学生男児や特別支援学校の30代男性教諭らの感染も明らかになった。
 東京都では14人の感染を確認。1日当たりの感染者数は5日連続で2桁を記録した。14人中6人は感染経路が不明だった。クラスター発生とみられる武蔵野中央病院(小金井市)関連では新たに患者7人の感染が判明し、累計で16人となった。
 一方、厚生労働省は30日、外国人男性4人の感染が判明したと発表した。4人はいずれも29日に羽田や成田空港に到着した。(2020/05/30-21:22)

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