4~6月期、年率27%減 GDP、戦後最悪の落ち込み―民間予測

2020.08.03
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by 時事通信




 内閣府が3日発表した2020年1~3月期の実質GDP(国内総生産)再改定値は前期比0.6%減(年率換算2.2%減)と2四半期連続のマイナスだった。4~6月期は新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言の下、経済活動が一段と停滞。民間シンクタンク12社による予測の平均値は年率27.0%減で、戦後最悪の落ち込みが確実視されている。
 1~3月期GDPの再改定値は、7月下旬に公表された法人企業統計調査(確報)を反映。設備投資は減速したが、民間在庫の上方修正で相殺され、実質GDPは6月発表の改定値とほぼ同水準となった。
 内閣府は17日に4~6月期のGDP速報値を公表する。外出自粛や店舗休業で実質GDPはリーマン・ショック後の09年1~3月期(年率17.8%減)を超える下落幅となる見通しだ。
 内需の柱である個人消費の落ち込みが厳しく、民間12社の予測平均値は前期比7.0%減と3四半期連続のマイナス。「宿泊や飲食、旅客、娯楽などのサービス需要が蒸発」(日本総合研究所)したとされる。設備投資は3.5%減が見込まれる。企業収益の悪化で投資を延期・中止する動きが拡大した。
 輸出の予測平均値は18.8%減。感染が爆発的に拡大した米欧向けが急減。輸出とみなされる訪日外国人旅行客(インバウンド)の消費消失も響く。(2020/08/03-20:01)

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