ANA、路線網維持に苦慮 コロナ禍、国際線半減―来年度

2021.01.26
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by 時事通信


全日本空輸(ANA)の米ボーイング中型旅客機「787」=2017年6月、東京・羽田空港

全日本空輸(ANA)の米ボーイング中型旅客機「787」=2017年6月、東京・羽田空港

 全日本空輸(ANA)は26日、2021年度の事業計画を発表した。国際線の運航規模を20年度当初計画に比べ半減させる。このうち夏ダイヤ(3月下旬~10月末)では計19路線を運休・減便する。路線の廃止は見送ったが、新型コロナウイルス流行に伴う出入国規制が続いており、拡大戦略で築いた路線網の維持に苦慮している。
 ANAは昨年開催予定だった東京五輪・パラリンピックに向け、国際線を成長の柱と位置付けて路線網を広げてきた。ただ、コロナ禍で状況は一変し、大幅な減便を強いられた。21年度の夏ダイヤでは成田―ニューヨーク、関西―香港など計19路線を運休・減便する。
 ANAは一時的に事業規模を縮小し、将来の需要回復に備える構えだ。長距離路線を中心に米ボーイングの大型旅客機「777」を環境負荷の小さい中型の「787」に切り替える。運航コストを抑制して収益の改善を目指す。
 運休・減便や機材の小型化などにより、提供座席数と距離で算出した21年度の運航規模は半減となる。国際線の旅客需要がコロナ前に比べ4割になるとの想定に基づき計画を策定した。実需に応じて便数を柔軟に増減させながら、再浮上の機会を探る。(2021/01/26-17:42)

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