昨年の映画収入、2000年以降で最低 休館、大作延期で

2021.01.27
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by 時事通信

 日本映画製作者連盟は27日、2020年の映画興行収入が00年以降で最低の1432億8500万円(前年比45.1%減)となったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で映画館の休業や大作洋画の公開延期が相次いだことが主因。入場者数も、同連盟発足の1955年以来最低の1億613万7000人(同45.5%減)だった。
 邦画では、日本の興収記録を塗り替えたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、365億5000万円(24日現在)でトップ。2位は「今日から俺は!!劇場版」の53億7000万円。3位は「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の38億4000万円。
 洋画の1位は米SF映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の73億2000万円。2位は韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の47億4000万円。3位は米SF映画「TENET テネット」の27億3000万円。(2021/01/27-16:48)

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