ワクチン接種で模擬訓練 新型コロナ、課題検証―厚労省と川崎市

2021.01.27
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by 時事通信


新型コロナウイルスワクチン接種の訓練をする被接種者の女性(左)と看護師=27日午後、川崎市幸区の市立看護短期大

新型コロナウイルスワクチン接種の訓練をする被接種者の女性(左)と看護師=27日午後、川崎市幸区の市立看護短期大

  • 短大内の体育館で行われた新型コロナウイルスワクチン接種会場の運営訓練=27日午後、川崎市幸区の市立看護短期大

 厚生労働省と川崎市は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種会場の運営訓練を実施した。接種の一連の流れを実演し、受けに来た人が滞らないかなどを確認。得られた教訓を同省が各自治体に提供し、実際の接種の円滑な進行を目指す。
 川崎市立看護短期大(同市幸区)の体育館に設けられた会場では、医師や看護師ら24人が運営スタッフとして参加。別の約20人がワクチン接種を受けに来た人役となった。
 訓練では受けに来た人に対し、受付で職員が本人確認などを行い、問診票を手渡した。その後、医師による診察で体調を確認し、別のスペースで模擬的なワクチン接種を行った。
 接種後は体調の変化がないか確かめるため、会場内で15分以上、経過を観察。体調悪化に備えた救護室も設けられた。(2021/01/27-16:14)

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