国内死者8000人超す 東京232人感染―新型コロナ

2021.03.02
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by 時事通信


厚生労働省や環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関

厚生労働省や環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関

 国内では2日、888人の新型コロナウイルス感染者と65人の死者が新たに確認された。死者の累計はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者を含め8026人で、8000人を超えた。重症者は前日より23人減って413人。
 国内の死者が7000人に達したのは2月15日。その後15日間で約1000人増えた。6000人を超えてから7000人に達するまでに要したのは12日間だった。
 厚生労働省によると、死者の内訳(2月24日時点)は、80代以上が全体の64.8%と最も多く、70代(23.4%)、60代(7.6%)と続いた。
 東京都では、新たに232人の感染者が確認された。1日当たりの感染者は24日連続で500人を下回った。都基準の重症者は前日より7人少ない54人。
 都によると、新規感染者は10歳未満から90代までの年代で確認された。30代が50人で最も多く、20代49人、50代31人、40代25人、60代19人などと続いた。重症化リスクの高い65歳以上は48人。
 厚労省によると、英国で流行する変異ウイルスが兵庫県の20~80代の男女7人から検出された。いずれも不特定多数との接触はないという。(2021/03/02-22:02)

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