国際海洋法裁への提訴検討 原発処理水で「大きな懸念」―韓国大統領

2021.04.14
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by 時事通信


14日、ソウルの韓国大統領府で、文在寅大統領(右)に信任状を提出する相星孝一駐韓大使(韓国大統領府提供)

14日、ソウルの韓国大統領府で、文在寅大統領(右)に信任状を提出する相星孝一駐韓大使(韓国大統領府提供)

 【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は14日、日本政府が原発処理水の海洋放出方針を決定したことを受け、放出差し止めに向けた暫定措置も含め、国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)への提訴を検討するよう指示した。大統領府が内部会議での発言を公表した。
 この後、2月に着任した相星孝一駐韓大使から信任状を受け取った席で文大統領は「地理的に最も近く海を共有している韓国の懸念は非常に大きい」と表明し、「本国にしっかり伝達してほしい」と述べた。徴用工問題などで悪化している日韓関係に、韓国国民が健康不安を抱く懸案が重なった形で、関係改善はさらに遠のきそうだ。
 大統領への信任状提出の場では儀礼的な発言が普通で、今回はドミニカ共和国、ラトビアの新任大使も同席していた。大統領府関係者は文大統領の発言について「こうした場での発言としては極めて異例だ」と語った。(2021/04/14-17:17)

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