任天堂、最高益４８０３億円 巣ごもりでゲーム好調―２１年３月期
オンライン記者会見で決算について説明する任天堂の古川俊太郎社長＝６日午後（同社提供）
任天堂が６日発表した２０２１年３月期連結決算は、純利益が前期比８５．７％増の４８０３億円となり、過去最高を更新した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」を取り込み、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やゲームソフトの販売が伸びたことが収益を押し上げた。
最高益の更新は、０９年３月期（２７９０億円）以来１２年ぶり。本業のもうけを示す営業利益も８１．８％増の６４０６億円と過去最高を記録した。スイッチの世界販売台数は、携帯専用機と合わせて２８８３万台に達した。ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」も販売を大きく伸ばした。売上高は３４．４％増の１兆７５８９億円。（2021/05/06-19:08）
