立民新執行部が発足 泉代表「国民のため働く」
立憲民主党は2日、国会内で両院議員総会を開いた。西村智奈美幹事長(54)ら党執行部人事を承認し、新執行部が発足した。泉健太代表は先の代表選で戦った西村氏ら3人を要職に配置するなど挙党一致の体制を構築。来夏の参院選に向け、低迷する党勢の立て直しに全力を挙げる。
泉代表は両院総会であいさつし、「国民のために働く。政策立案をしっかり行い、政治や行政の不正をただす。この姿勢を明確に持って皆さまとともに歩ませていただきたい」と述べ、党再生へ決意を示した。
新たに就任したのは、西村氏のほか、逢坂誠二代表代行(62)、小川淳也政調会長(50)、馬淵澄夫国対委員長(61)、大西健介選対委員長(50)。西村氏は記者会見で「泉代表をしっかりと支え、(党の)新しい姿を皆さんに届けたい」と強調した。
半数を女性とするとした約10人の党執行役員について、泉氏は会見で「調整している」と説明。残りの人事は臨時国会が召集される6日までに決定する方針だ。(2021/12/02-16:32)