ワクチン3回目前倒し明言 「可能なところは」―木原副長官
木原誠二官房副長官は5日のフジテレビの番組で、2回目の接種から8カ月間空けるのを原則としている新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、「自治体の能力も踏まえながら、可能なところは前倒ししていく」と明言した。
政府は現在、2、3回目の接種間隔を6カ月に短縮できるケースを、医療機関や高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生した場合に限定している。変異株「オミクロン株」の感染拡大も踏まえ、この対象を可能な範囲で拡大するとみられる。(2021/12/05-11:25)