職質で人種差別的扱いか 在日米大使館が警告

2021.12.07
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by 時事通信


在日米国大使館=東京都港区(AFP時事)

在日米国大使館=東京都港区(AFP時事)

 在日米大使館領事部は6日、日本の警察が職務質問で外国人を差別的に扱ったとされる事例報告があったと明らかにした上で「レイシャル・プロファイリング」(人種に基づく捜査対象の選別)と疑われるとツイッターで警告した。「数人が職務質問や所持品検査を受けた」といい、米市民に対して証明書の携帯などを呼び掛けた。
 これについて、官房長官は6日の記者会見で、職務質問は「何らかの罪を犯し、また犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者に対して、法に基づき行われるもの」だと説明。「人種や国籍などの別を理由とした判断によって実施されるものではない」と述べた。(2021/12/07-20:02)

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