住民避難、宮城知事が参加 手順、ルートを検証―女川原発訓練

2022.02.12
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by 時事通信


女川原発の避難訓練で、放射性物質付着の有無の検査を受ける宮城県の村井嘉浩知事(右から2人目)=12日午前、宮城県涌谷町

女川原発の避難訓練で、放射性物質付着の有無の検査を受ける宮城県の村井嘉浩知事(右から2人目)=12日午前、宮城県涌谷町

 宮城県の村井嘉浩知事は12日、東北電力女川原発(同県石巻市、女川町)での重大事故を想定した政府の原子力総合防災訓練の住民避難に参加した。村井氏が避難訓練に住民役で参加するのは初めてで、避難者の視点から手順やルートを確認し、課題を探った。訓練は10日に始まり3日目。
 原発から放射性物質が放出された想定で、村井氏は原発から約10キロ離れた石巻市の中学校からバスで避難。途中で放射性物質が付着していないか調べる検査を受け、内陸部の避難所へ向かった。(2022/02/12-12:52)

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