ドイツ空軍戦闘機が初来日 空自と共同訓練―茨城
ドイツ空軍の戦闘機「ユーロファイター」が28日、茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地に到着した。独空軍の戦闘機が日本に飛来するのは初めて。空自のF2戦闘機と共同訓練も行い、日独連携をアピールした。
共同訓練ではユーロファイターとF2各3機が、富士山上空で編隊飛行した。ドイツ空軍総監のゲルハルツ中将は、日の丸などが記念塗装された機体を操縦し、空自トップの井筒俊司航空幕僚長も複座型のF2に乗り込んだ。
共同訓練を終えた井筒空幕長は「極東で日独機が共に飛行することの歴史的意義の大きさに感動した」と強調。ゲルハルツ中将は「ドイツが、この地域を重視していることの表れで、今後も関与を強化していく予定だ」と話した。(2022/09/28-19:56)