コロナワクチン、次回は秋冬 全年代対象、接種方針案了承―厚労省部会

2023.02.08
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by 時事通信


注射器に吸入される新型コロナウイルスワクチン=2022年9月、東京都港区

注射器に吸入される新型コロナウイルスワクチン=2022年9月、東京都港区

 厚生労働省の専門部会は8日、新型コロナウイルスワクチンの次回接種について「今年秋冬に実施すべきだ」とする方針案を了承した。重症者を減らすことを目的とした上で、全ての年代を接種対象とする。接種方針は費用負担の在り方も含め、別の専門部会での議論を経て正式決定される。
 新型コロナワクチンは、公費で無料となる予防接種法上の「臨時接種」に位置付けられ、3月末に期限を迎える。政府は4月以降も、必要な接種に対して公費負担を継続する方針を示している。
 接種方針案では「年末年始に比較的多くの死者数を伴う流行が認められている」と指摘。「少なくとも年末年始には接種の有効性を発揮する必要がある」として、次回の接種時期を秋冬とした。(2023/02/08-15:58)

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