仕事ができる人とできない人の差、いったいどこにあるのでしょうか。 無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、地頭の良さや話術の巧みさなどはまったく関係しない、誰でも必ず「仕事ができる人」になることができる方法が紹介されています。
情報収集のインフラを強化する
今回は社内でのあなたの価値を上げる方法をお伝えします。
仕事ができる人とできない人の差は何なのか? これについては持って生まれた地頭の良さや、話術や手先の器用さのような細かいスキルを想像しがちですが、私はそうした要素は一切気にしません。
これは一にも二にも、「情報量の差」だと思っています。例えば入社したての成績優秀な新入社員と、入社後1年のボンクラ社員(笑)を比較した場合どちらが仕事ができるのか? これはどんなに新入社員の頭がよくても先輩社員には勝てません。なぜなら社内業務に必要な情報量は、先輩社員のほうが多く持っているからです。
つまりいかなるスキルも頭の良さも単に「情報」を収集するための道具に過ぎず、各人の情報量こそができる/できないを分ける大きな要素なんですね。という事は、これは誰もが「仕事ができる人」になれる可能性を秘めていることを意味します。なぜなら単に情報量の差に過ぎないからです。
私自身、自分の頭の回転の遅さは自覚しています…(>_<) が、上記のポイントを知ったとき、「なんだ、努力さえすれば誰でも仕事のできる人間になれるのか」と目の前が明るくなりました(笑)。
これまで多くの部下を見てきましたが、仕事をできないと思い込んでいる部下や、仕事に行き詰まっている人にもこのアドバイスをしています。例えば仕事の早い部下は、問題が起こるとその解決法を誰かに聞いたり、自分で調べて情報を集め、検証し、答えを持ってきます。
一方、仕事の遅い人はその内容を自分で考え悩んでしまい、上位者なら30分で終わる仕事に1週間かけていたりします。本を見るとかネットで調べればよいのにそれもしません。もちろん誰かに聞くという人脈も持っていない。
こうして2人を比較すると、同じ時間を過ごしていても成果密度には大きな差があります。これを10年スパンで見た場合、社内価値や出世には大きな差が付いてしまうんですね。
情報量をベンチマークとした自己管理は、意識次第で誰にでもできます。これには先天的な地頭の良さも、スキルも関係ありません。そのために必要なのは、日頃から自分を取り巻く業務を、深く定量的に人に説明できるようにすること。
オリジナルの情報データベースを持ち、キーマンとのコミュニケーションや媒体からの情報蓄積をそこに溜めていく。すると日々自己価値が高まり、3年も経てば誰でも「仕事できる人」になっているはずです。
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