せっかくブログやメルマガを始めても、誰も見てくれなかったら書く気も失せるというもの。でも、もしもちょっとした発想の転換で人気に火がつくとしたら…。殿堂入りを果たした無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが、読んですぐに実践できる「みんなが読みたくなる文章の書き方」のヒントを教示してくださっています。
ブログ、メルマガでのヒットのさせ方
私のセミナーを受講した人のうち何名かの方が、自分でもメールマガジンを発行したり、ブログを書いたりという情報発信を実践しています。これは素晴らしいことで、出来ることなら長く続けて欲しいと思っています。
ところがこの情報発信って、ただ書くだけじゃつまらないんですよね。それって単に日記とか備忘録をパブリックに晒しているだけですから。情報発信って発信した内容に対してなんらかのレスポンスが返って来るから面白いんです。
つまり読者数が増えているとか、PV(ページビュー)が上がってくるとか、誰かがコメントしてくれるとか、読者からメールが来るとか、そういうことが起こるとグッと楽しくなってくるんですね。
どうすればそうなれるのかという黄金律は無いんですけど、つまらないメールマガジン、ブログってパターンが決まってるんです。それは、
- 今日はどこに行った
- 今日は何を食べた
- 今日は誰と会った
という情報だけで構成されているコンテンツです。あなたがメディアで有名な人ならそれでも良いですよ。キレイな女優が今日はどこそこのレストランでランチをします、なんて書いたら行ってみようかなと思う人だっているでしょうから。
しかし世間的にノーバディー(ただの一般人という意味ね)のあなたがどこで誰と何を食おうが、そんなものに興味を持つ人なんていないんです。主婦が書くブログやツイッターってそんなのばっかですから。フェイスブックはまだ見ているのが友人たちなので、それでもアリですが、あんた誰よ? って人がそんな情報ばかりを発信してもウケるわけ無いんです。
でもそういうネタ以外書くことが無いって? だったらもうちょっとだけ思索を深めたら良いんじゃありませんかね。例えば今日はどこそこのレストランに行ったのなら、
- なんでそこに行ったのか?
- そこでなければならない理由は?
- 同じランクの他のレストランを選ばなかった理由は?
- そのレストランの情報をどうやって入手したのか?
- 味、サービスは価格とどの程度見合っていたのか?
- そのレストランを流行らすために考えられることは何?
- 客単価はいくらくらいで、月間の利益はどの程度だと計算したのか?
みたいなことをロジカルに考えるのですよ。
私のメールマガジンも実は、そのような「何を考え、どう感じ、その結果どう行動したのか?」という目線で日常生活を振り返ってネタを書いているんですよ。読者が興味を持つのはその人の思考であり、それがどれくらいユニークで、なるほどと思わせ、気付きが生まれる、そういう話を書くとファンが増えていくんです。
何か特技を持っている人なら、これに人様の役に立つ(出来ればあなたの持っている特技を使って)ネタを織り交ぜるとバリエーションが広がります。あ、これもこのメールマガジンでやっていることですね。この二つは鉄板ですから。
もちろんそのためには、日常生活でもっと色々なことを考えなきゃなりませんよ。テキトーに思いつきで駅前にあったサイゼリヤに入りました、だと思索は広がりませんから。それでもデニーズではなく、ジョナサンではなく、なぜサイゼリヤを無意識に選んでしまったのか? という観点であれこれ考えると色々気付くと思うんですけどね。これにマーケティングとか宣伝とかの知識があると、参考になるコンテンツが書けると思いますよ。
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『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』
著者/佐藤しょ~おん
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。
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