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【いじめ】子供たちの自殺は8月末から増える。見逃せない4つの前兆

子供たちの夏休みも終わりに近付き、いよいよ新学期を迎えようとしています。ところが内閣府の調査によると、「子供たちの自殺」は9月1日が最も多いのだそうです。しかし、悲劇を防ぐ手立ては必ずあるはず。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、子供が自殺の前に出す「4つのサイン」が記されています。

夏休みの終わりに向けて

夏休みが終わりに近づいたこの時期、保護者の皆様には気を付けていただきたいことがあります。それは、子供たちの自殺についてです。内閣府の調査によりますと、9月1日の子供たちの自殺が突出して多いということです。9月1日だけでなく、8月31日9月2日も実は多いのです。

文科省でも、夏休みに入る前に、自殺の予防対策に取り組むよう教育委員会や学校に呼び掛け、学校側にアンケート実施のほか、自殺をほのめかす書き込みがないかネットパトロールの強化などを要請しました。

家庭でも、子供たちの様子に注意をしていただきたいと思います。子供の自殺には事前に自殺のサインがあると言われています。

この様な兆候があったら要注意です。ただやる気がないだけ、サボりたいだけなんじゃないの?と疑いたくなると思いますが、子供が何か悩んでいるのではないか?ということも考えてみる必要があると思います。決して無視したりたかをくくったりせず子供の気持ちを理解して支えることが必要です。

そして、もう一つ見逃せないのは、夏休み中に乱れた生活リズムを元に戻せないというものです。実は、この生活リズムの乱れは不登校など様々な問題につながっていく可能性が高いのです。

不登校の生徒が学校を休みはじめた時期については、7月~9月が最も多くなっています。まずは、就寝や起床、食事の時間をキチンと決めて十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることから、夏休み明けへの対策を始めることが大切だと思います。

楽しい夏休みは終わりが近づくにつれ、次第に憂鬱な気持ちになるものです。子供の様子をしっかり観察して、最悪の事態を未然に防ぐように心がけ、残りの夏休みを有意義に過ごしていただきたいと思います。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

image by: Shutterstock

 

いじめから子供を守ろう!ネットワーク
「いじめ」と学校の「いじめ隠ぺい」から、子供たちを救うための、父母によるネットワークです。いじめの実態やいじめ発見法、いじめ撃退法、学校との交渉法、いじめ相談などを掲載します。
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