日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・八王子の「八王子響(ヒビキ)」のラーメン。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、スープを「どっしりと骨太」と褒め上げる、シンプルな八王子ラーメンのお味とは?
オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】八王子響(ヒビキ)
八王子響@八王子にて、ラーメン。
本年1月25日にオープンした新店。JR八王子駅からは徒歩15分程度とやや距離があるが、せいぜい2km圏内。歩くのが苦になる距離ではないだろう。
立川の話題店『貝出汁しっぽりラーメン純子』の店長だった方が、満を持して独立。
『純子』時代は、貝のうま味を強烈に打ち出した創作ラーメンを提供していたが、今回の基本メニューは、一転して八王子という土地柄に溶け込んだオーソドックスな「八王子ラーメン」。
「店主さんは、本来こういう1杯が創りたかったのかな」などと思いを馳せてみたり。
『純子』には「ラーメンウォーカー」のロケで訪問したことがあり、私のことを憶えていて下さった店主とまずは一言御挨拶。
オーダーしてから5分後。登場した「ラーメン」は、シンプル・イズ・ベストを地で行く端正な佇まい。
豚骨、香味野菜から採った出汁と昆布、煮干しから採った出汁とをブレンドしたスープの味わいは、どっしりと骨太。
たまり醤油など数種類の醤油をブレンドしたカエシの複雑玄妙な風味も相まって、レンゲを持つ手を止めさせない。
名店『いつ樹』から取り寄せたストレート麺は、八王子ラーメンにしてはやや太めのチューニング。敢えて硬めに茹で上げることにより、サクッとした食感を演出している。
1杯の輪郭をキリリと引き締めるラード油の存在感も躍如。これは美味い!
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DATA
八王子響
営業時間 (日〜木)11:30〜15:00 (金・土)11:30〜15:00、18:00〜20:30
住所 東京都八王子市平岡町15-14 明光ビル1F
定休日 主に月曜(SNSで毎月告知)