一般の企業でも服装の「ビジネスカジュアル」スタイルが広まりつつある現在。しかし、昔からのネクタイ&スーツに慣れているお父さんは困りものですよね。そこで今回は、人気メンズバイヤーの「KnowerMag」MBさんが発行するメルマガ『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』から、格安でビジネスカジュアルに仕上げる方法をご紹介します!
ファッション基礎講座「スラックス」
ファッション基礎講座、9月度最終回は「スラックス」。今ここでスラックスについて語って紹介しておかないと……。というのも、スラックスは初心者の強烈な味方となります。スラックスを1本持っていれば、持て余していたトップスが生き返ります!
今回は「ファッション初心者」にこそオススメしたいスラックス。特に30、40代以上の男性には必見の内容です。ビジネスカジュアルにも触れる内容。困っているお父さん必見です!!
スラックスを穿く意味とは??優位性は??
まずはスラックスの優位性、おすすめポイントを語ります。非常に単純な理屈ですのでここは簡潔にポイントで説明しますね。
▼スラックスを買うべき理由その1
「カジュアルづくめな他人と差がつく」
これはKnowerMagを何記事が読めば分かることですね。日本市場はカジュアルアイテムばかり。あなたの手持ちにもパーカーやデニムやスニーカーと、気がついたらカジュアルアイテムだらけになりがちかと思います。街を歩いてもラフでカジュアルなスタイルの人ばかりが目立ちます。
そんな中、街着でほとんど見かけないスラックスを穿くことは簡単な差別化につながります。下半身は印象を形成する要となる部分。デニムからスラックスに穿き替えるだけでドレスな印象がグッと強まりあなたの普段着の「ドレスとカジュアルのバランス」を整えてくれるのです。
▼スラックスを買うべき理由その2
「手持ちのカジュアルアイテムが生き返る」
上述の「その1」の通りですが、あなたの手持ちアイテムはカジュアルアイテムで溢れていることと思います。パーカーやスウェットやTシャツやロンTなどですね。そういった「カジュアルトップス」は当然デニムと合わせてしまってはなかなかサマにはなりません。全身カジュアルになるからです。
しかしそこでドレスの象徴であるスラックスを合わせてしまえば、簡単に上下でバランスがとれてしまいます。特に新しいトップスを買い揃えなくとも、去年と同じものを着ていても、ボトムスをスラックスにするだけで簡単におしゃれな秋冬スタイルが出来ます。
これは決して大げさに言っているのではありません。後で着用画像で説明しますのでお楽しみに。
▼スラックスを買うべき理由その3
「30代以上の大人に最適、ビジカジにも使える」
30代を過ぎると……「年相応」そんな言葉が気になりはじめます。
「俺はいつまでチノパンにスニーカーでいるんだろう??」
「クラッシュデニムって30過ぎて穿いていいのか……??」
カジュアルウェアに対していささかの疑問を持ち始める頃だと思います。40代ならば尚更。社会的地位も上がり、「見た目」にも一定の風格を求められます。20代と同じようにデニムにスニーカーにパーカーでは少し頼りないもの。
また都内の企業であれば特に、近年「ビジネスカジュアル」の需要が高まっています。
数年前と比べて……
ネクタイを締めた100%スーツのサラリーマンは格段に減りました。公共交通機関に乗れば、ネクタイを締めないスタイルのサラリーマンが多い。
チノにジャケット……
ノータイスタイル……
ニットにスキニーでビジネスバッグ……など
スーツ着用のルール緩和がどの企業も進み、都内では多くの企業がラフなビジネスカジュアルスタイルを推奨しています。そのお陰で、世のお父さん達は大変困っている様に見受けられます。「ビジネスカジュアルって何着りゃいいんだ!?」と都内住みの知人に相談を受けたことは1回や2回ではありません。
しかし今回紹介するような「スラックス」であれば、カジュアル用途としても、ビジネスカジュアルとしても使えます。雑誌「メンズクラブ」「ゲイナー」「GQ」などを見ると、パキッと格好良くスラックスを着用した”イケてるビジネスマン”スタイルを多く打ち出しており、そこに憧れを抱いている方も多いと思います。
しかしいざ雑誌のクレジットで値段を見ると大体ビックリ。
「3万円のスラックスなんて買えねーよ!」
「4万円のマフラーとかどこの富豪だよ! 嫁が激怒するわ!」
とツッコミたくなるアイテムばかりです(こういった雑誌は一体誰に向けて発信しているんでしょうか……)。
しかし、そんなにお金を出さずとも、近いスタイルは十分作れます!
今回紹介するスラックスはほぼ全て1万円台!!
一番手頃なものなら8,532円で手に入ります!!
しかもビジネスカジュアルでも、休日カジュアルでも使えるものばかり。憧れを手頃な価格で現実化できます。
……他にも理由は枚挙に暇がないです。今年の秋冬はスラックスの展開数が例年より多く、多くのブランドが格安で買える良品スラックスを発売していたり。そんな業界的な裏付けもあるのですが……あまり理屈を語るより、今回は実践的な内容多めに進みましょう!!
スラックス着こなし指南
ここから着こなしについて画像で説明していきます。なお着用したスラックスは全て……
BRAND:EDIFICE/エディフィス
ITEM:PE TWILLテーパードスラックスパンツ
PRICE:14,040円
こちらを活用しています。(サイズは175cm64kgの私で44です)ご参考に。
ベーシックなシャツスタイルで。
まずはベーシックにシャツで合わせてみましょう。
白シャツにスニーカーでシンプルに合わせています。スラックスは「ドレスアイテム」なので、コーディネートのどこかでカジュアルなバランスを取るべきです。
こちらはスラックスの色が「グリーン」と同じスラックスでも黒やネイビーよりも随分とカジュアルなものです。そこにさらにスニーカーを合わせているので、かなり休日ライクなスタイル。ややカジュアルに寄せたスタイルです。
「あまりドレス寄りすぎると仕事着みたいになっちゃう」と感じるお父さん世代にはこのくらい明確なカジュアルスタイルの方が良いでしょう。
黒に近いダークネイビーやブラックなどであれば、トップスのシャツは少しカジュアルに。ドレスライクな白ではなく、カジュアルなサックスブルーなどを合わせると良いでしょう。
逆に白シャツや革靴と合わせればビジネスカジュアルとしても活用できます。自分なりに小物などでアレンジしてももちろん良いですが、基本のシャツだけでも十分サマに見えることが分かります。タウンカジュアルとしては「キメすぎ」ですが、ビジネスカジュアルならこのくらいが好ましいでしょう。
30、40代向け! イケてるビジネスマン風
雑誌「ゲイナー」「メンズクラブ」風に合わせてみました(笑)。
種明かしすれば、なんてことのないスタイルです。
先ほどのこのスタイルにパーカーを腰巻しているだけです。胸元のボタンは休日なので一つ外してラフにしています。
腰巻は一気にカジュアルになる小技です。以前メルマガで「変化のある着こなし」をおすすめした際に、「パンツと同色で腰巻すれば目立たず、さほどカジュアル化しないで変化を楽しめる」と書きましたが、それの逆の発想ですね。
あえて違う色を巻くことで一気にカジュアルに見せています。タックインのビジネススタイルもこれだけで休日着になるんです。仕上げにリュックでも背負ってあげれば完成です。
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さらにつっこんだオススメアイテムなども公開中!
『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』2015/9/27号より一部抜粋
著者/KnowerMag MB
現役メンズファッションバイヤーであり、月間60万PV以上を誇る人気サイトKnowerMag運営者。読んで実践すれば必ずオシャレになれるメルマガは読者急増中!
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