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見てるだけじゃお金は増えない。再び暗号通貨が「来る」理由

2017年~今年はじめにかけて盛り上がった暗号通貨ですが、現在は投資対象としての勢いは陰りを見せているようです。今回の無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、ローリスクハイリターン投資先の一つとして、落ち着きを取り戻した今こそ暗号通貨への再注目を提案、その根拠として、今後電子決済の普及に比例し暗号通貨流通システムも普遍的になれば再浮上する可能性が高い点をあげ、詳しく解説しています。

【お金】投資の階段~人は便利さを求めるもの

今日はお金のタネをお届けします。

当メルマガではここ最近、金運のタネを蒔く行為として「投機やギャンブル」の話しを多く取り上げていますが、そうした話題を取り上げる背景的には、ここ数年で盛り上がりを見せている「暗号通貨仮想通貨)」の影響が大きいわけです。

株や先物などの「投資」よりもお金が爆発的に増える可能性があるのが投機でありギャンブルです。そして当テーマではそんな投資や投機を積極的に出来るようになる為に、ハイリスクな投機をローリスクに抑え、且つハイリターンを狙える投資先をお伝えしてきました。

ここで実際に投機に身を転じて将来万倍となるタネを埋め込める人、はたまた資産を突っ込み過ぎて散在してしまう人、さらには結局何も行動出来ずにただ見ているだけの人がいるわけですがあなたはどうでしょうか?

そんなわけで今日は久々に「暗号通貨の現在と今後についてお伝えしたいと思います。

今年「暗号通貨」の話題を取上げたのは1月と4月ですので、ちょうど四半期毎にこの話題に触れていますね。

年初に大きく膨れ上がったその時価総額は、2Qまでに半減し、現在3Qの途中では3分の1程までに減少してしています…。ですから話題的にも下火となり、世間的にはほぼ忘れ去られている状況ではないでしょうか。

私的には今年仮想通貨は投機やギャンブルを徐々に抜け出し、価格が安定してボラティリティ(値幅変動の激しさ)が小さくなっていくのではと思っていましたが、現時点ではあと数年3年間は投機商品であり続けるだろうと考えています。

そうした意味では当面仕込み時期は続くわけでして、特にこうした下落局面で誰も手を出したがらない時こそ将来の旨みがあるものです。投機商品であるうちは仕込みタイミングに早い遅いは無く「いつでもよい」ですから、現在のタイミングで投機を検討するのもおススメです。

ちなみに以前、少し暗号通貨を知っている人から

「音多さん、暗号通貨なんて通貨として使えないんだからゴミになるだけでしょ。本気で値上がりすると思ってるんですか? 根拠もないのに」

と言われた事があるのですが、私は実際どう思っているか?

まず私の場合、暗号通貨がゼロの電子ゴミになっても良いんですね。だって何度もお伝えしているように私が推奨している投機方法はローリスクでハイリターン法」なんですから。大きなお金を突っ込むわけではなく「資産の100分の1程度で行う投資」ですからゼロになっても「良い勉強になりました」で済みます。

そして二つ目、暗号通貨が値上がりすると思っているのか?

こればかりは「投機」なので分りませんが、「直感」で将来暗号通貨は大きく需要を伸ばす、つまり値上がりすると思っています。暗号通貨は発行枚数が限られていますから、需要が増えれば値は上がるんですね。

ではその直感とは何か?

それは最近、本当に現金が早く消えて電子決済が早く当たり前にならないかなと思う事が頻繁にある事です。

例えば私は良く郵便局に行きますが、窓口には局員さんがいて、彼らの年収がいくらかは知りませんが、若い女性職員から年配のおじさんまでが同じ仕事をしているんですよね。そこに一通92円の封筒を持って行くわけですが、それを処理するの3分位かかるんです。その大部分が財布の中から小銭を一生懸命探す時間やお釣りを渡す時間で、そこに大体1分位かかります。仮にこれが電子決済なら10秒くらいに短縮できますよ。

列に並びながらこう言うのを見て待たされると、段々イライラしてきて「早く現金は禁止にして電子決済を普及させて下さいよ」と思います。という事はつまり現金に不便さを感じていて、よりスムースで便利に決済できる手段があれば、必ず需要があるという事です。

郵便局に続いて最近私が現金決済を不便だと感じた事があります。それはある日の昼時のファミレスにて。

私は休日のモーニングをしにたまにファミレスに行きますが、そこで最近ランチクーポンを頂いたので昼時にも行ってみる事にしました。するとそこは学生や主婦、サラリーマンの戦場です。休日の朝とは異なり満席で順番待ち。ようやく席について運ばれてきた料理を食べていると、レジの辺りに行列が並んでいました。

そう、一人一人現金で支払っているから行列が出来るんですね。

で、私はこれを見ながら「電子決済が進めばこの学生やサラリーマンは並ぶ時間を勉強や仕事に回せるし、店側も店員の数を抑えて業績も上がるよな」と思いました。

日々の生活における現金(特に小銭)を探す時間、銀行やATMにに現金を取りに行く時間、などの「作業時間」を国民全てが足し合わせたら一体どれほどの時間が生まれるのでしょうか。この問題が解決されるだけで日本の生産性は大きく上がり、GDPさえアップするのではと思ってしまいます。

そうした意味ではまず10年後には現金が無くなっていると思いますし、規格統一により何らかの電子決済手段が主流になっているでしょう。それも全世界統一規格で使える決済手段が、です。

こうした日常生活で感じる不便さが、私が今後暗号通貨が今後普及すると感じている直感の根拠です。人の本能は便利さを求めますからね。

現在暗号通貨は入手するにも使うにも敷居が高く、普及率も低いです。入手するには取引所に口座開設して銀行から送金し、暗号通貨を購入した後はウォレットに資金を送って自主管理し、それを使う為には長くて複雑な「秘密キー」を自己管理しておかなければなりません。ですから時価総額もまだ数十兆円規模で、アマゾンの時価総額の半分程度。

暗号通貨が本格的に普及するにはまずこの面倒さを一切取り除く技術革新が必要で、また通貨として使いやすい税制面の改革も必要となります。

しかしながらこうした技術、法律面は、今年に入って価格が激減しているのとは真逆にすごいスピードで開発が進んでいます。という事はどこかでその不便さが払われ急激に普及すると思います。

便利さは人にとって無償の利益です。電子決済で支払いが簡単になり、銀行に行く手間が省け、更には財布を持ち歩く事からも解放されれば当然使いたい人はいます。

私にはこうした直感があるから、どうしたって暗号通貨は来ると思いますが、あなたはどうでしょうか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 音多秀茂 【発行周期】 ほぼ 季刊

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