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咳エチケット必須の時代。「マスクしない人全員排除したい」の声

あなたは、「咳エチケット」してますか? 先日話題になっていた、東洋経済が発表した「電車内の迷惑行為ランク」。新たに加わり、6位にランクインしたのが「咳やくしゃみ」による迷惑行為でした。日本のネット上でも、「相手に迷惑がかかってることを理解した方が良い」「お願いだからちゃんとマスク着けてください」「マスクしてない人、全員排除したい」「なんで咳する人がマスクしないで、咳をしない人がマスクしなきゃいけないの」など、咳エチケットを訴える声が多くあがっています。

今マスクしていない、そこのあなた。もしかしたら周りに白い目で見られているかもしれません…! 明日から、しっかり咳エチケットしませんか?

「咳エチケット」って?

咳エチケットとは、感染症を他人に感染させないために、個人が気をつけることをさします。具体的には、咳やくしゃみをする際に、マスクを着用するか、ティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻を押さえるなどのこと。特に人が集まる電車や職場、学校などで「咳エチケット」を求める声があがっています。

 

なんで必要なの?

和歌山市感染症センターによると、マスクをせずに咳、くしゃみをするとウイルスが2メートルから3メートルも飛ぶといわれているそうです。そのため、2〜3メートル以内にいる方が感染を受ける可能性が高くなります。また、呼吸器系医学雑誌「ソラックス(Thorax)」では、咳による飛沫は最長4メートル飛び、45分間空中に残存すると2014年8月に発表していました。 

人が密集する電車で、ウイルスを4メートル飛ばし、45分間残す。これがもし、毎年死亡者が出ているインフルエンザだったら…?

3つの正しい咳エチケット

厚生労働省が発表した正しい咳エチケットの仕方は、たった3つ。とても簡単なので、この機会に覚えておきましょう。

1:マスクの着用

マスクをつけるときは、取扱説明書をよく読みましょう。鼻から顎までを覆い、隙間がないように着けるのが基本です。

2:ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う

口と鼻を覆ったティッシュは 、すぐにゴミ箱に捨ててください。

3:上着の内側や袖(そで)で覆う

間違った咳エチケット

せきやくしゃみを手でおさえる

咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったものにウイルスが付着します。触ったものを介して他の人に病気をうつす可能性があります。

何もせずにせきやくしゃみをする

咳やくしゃみをするとき、しぶきが数メートルほど飛びます。しぶきには病原体が含まれている可能性があり、他の人に病気をうつす恐れがあります。

咳をしている人のがマスクをしていない?







怒りの声












子どもはちゃんと咳チケットしてる!

咳をしている人のマスク着用が、感染拡大を防ぐことに繋がります。「咳エチケット」の重要性と、周囲への迷惑を今1度考えて、明日から始めませんか?

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:厚生労働省

image by:Shutterstock

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