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NY市、外出禁止と服役囚釈放の検討も。全米でコロナの影響広がる

アメリカのニューヨーク市のデブラジオ市長は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための策として、ニューヨーク市に屋内退避勧告発令の可能性を示したとロイター共同通信などが報じた。デブラジオNY市長は、屋内避難勧告の決定は下していないものの「市民はその可能性に備えるべき」とし、48時間以内に決定されるとの見込みを述べたという。また、サンフランシスコ市ではすでに外出禁止が発表された。



サンフランシスコ市周辺は外出禁止

ニューヨーク州全体ではこれまでに1300人以上の感染が確認されており、ニューヨーク市では配車サービスについて、家族や夫婦などを除き、他人との相乗りは禁止された。また、共同通信によると、サンフランシスコ市と周辺地域では、4月7日までの外出禁止期間がスタート。不要不急の外出が禁じられ、違反すれば罰則の対象となるとしている。

店内飲食禁止も…

中日新聞によると、アメリカ国内の一部地域では、飲食チェーン大手が店内飲食を一時的に停止し、テイクアウトと配達だけの営業に切り替えている。マクドナルドは店内飲食コーナーを閉じ、飲料のセルフサービスも停止。商品はテイクアウト、ドライブスルー、配達で提供するという。スターバックスは、商業施設や大学構内にある直営店の休業と、店内飲食の停止を発表している。

服役囚の釈放

また、ロイターによると、ニューヨーク市ではリスクが低いとされる服役囚の釈放を検討していると発表。警官らは、逮捕者にインフルエンザのような症状が見られた場合は、警察署に連行しないよう指示されているという。緊急事態とはいえ、服役囚を釈放することに問題ないのだろうか。アメリカでは現在、物資不足で暴動が起きると予想される中、銃や銃弾購入の動きが広がっている。

YOSHIKIさんは情報発信

米ロサンゼルス在住で日本のロックバンド・X JAPANのメンバーであるYOSHIKIさんは、現地でレストランやエンターテインメント会場などの営業禁止といった行政命令が発令された際、日本人に向けて日本語でツイッターにメッセージを発信した。



YOSHIKIさんはNNNの取材に対し、「人の命にはかえられない。世界中が一丸となって、今このウイルスに挑まなければ」と語ったという。また、重症化が懸念される高齢者への食事支援のために寄付をするとしている。

Twitterの声





※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:ロイター共同通信日テレニュース24中日新聞

image by:Emily Geraghty / Shutterstock.com

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