世界保健機関(WHO)は24日、新型コロナウイルスの感染者が免疫を獲得し、再感染しなくなるという十分な証拠はないと警告したとCNN、日テレNEWS24が報じた。
新型コロナ、抗体による免疫の保証なし WHOが警告 https://t.co/onkxaY1p9L
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) April 26, 2020
感染後も「今の行動を変えないで」
CNNによると、アメリカの感染症学会の報道担当者は「抗体を持つ人に再感染のリスクがあるかどうかはわかっていない」と明かし、「危険性はあると想定せざるを得ない」と述べたという。そして抗体に防護力があると仮定した場合でも、完全なのか部分的なのか、どのくらい持続するのかは不明であるとし、「抗体による反応は時間がたてば弱まることはわかっている」と強く述べている。その上で、1度感染し抗体を持っている人でも、引き続き人との接触を減らすなど感染前と行動を変えないことが重要だとした。
国内でも再発例
世界で再発例が多発しているが、国内でも発生している。FNNによると、4月16日に再発が確認されたのは旭川市の40代の看護師。2月24日に倦怠感の症状が出た後、3月2日に感染確認。検査の結果2度目の陰性反応が出たことから。3月14日に退院し、自宅待機を続けており、退院後1カ月後の4月14日に再検査をしたところ陽性反応が出た。
NHKの報道によると、4月26日に熊本市で再発が確認されたのは、20代の女子学生。4月3日に新型コロナウイルスの感染が確認され、入院したという。治療を終えて4月9日に退院していたが、4月17日に再び倦怠感を感じ、味覚や嗅覚の異常があったことから帰国者・接触者外来を受診。その後再発が確認された。この女性と同居する50代の会社員の女性も、24日に感染が確認されている。
韓国では91人再活性化
Newsweekによると、韓国の疾病予防対策センターは4月10日、退院を予定していた91人の患者が再び陽性となったと報告したという。患者たちは「再発」ではなく、「再活性化」したと見られている。このほかにも、PCR検査で陰性反応が出た数日後に再び陽性となった患者も確認されている。新型コロナを防ぐ「手段」はもう残されていないのだろうか。今後の新しい研究発表に期待するしかない。
Twitterの声
京都は現在196人の感染者が入院していて103人退院、8人亡くなってるみたいだね。コロナって再発するのに103人退院したんだよね… 退院した人は自覚ある行動をしてほしい、自粛してる人たちにもいえることだけどね
— n ₍ ᐢ- -ᐢ ₎ ❤︎ ·° (@tknr__skiii) April 26, 2020
感染しても8割軽症なら自分は免疫がつくから怖くないと安易に捉える若者がいる。しかしRNA型ウイルスであるコロナは今後毒性を増し変異するとも限らず、一度感染したら再発の不安を抱え生きることになると覚悟すべき。過去のスペイン風邪のように翌年の再流行で10倍重症化するのは若者かも知れない。
— justice (@justice44315356) April 26, 2020
再発こわいね。コロナやっぱ潜伏するんやなあ。
— SU (@pudding_master) April 26, 2020
コロナ再発するの怖いなあ。。どんだけ強いウイルスなんだろ
予防接種とか、開発厳しいんじゃない?
— ire (@siesta1203) April 26, 2020
友人30歳、コロナに一ヶ月苦しみ、その後復活、一週間穏やかに生活していたら、なんと再発した!
本当に気をつけねば…— と。 (@t0moimoi) April 26, 2020
コロナ再発あるんなら、再発した場合やはり他人にうつすことになるのでは? そうなったらよりコロナ差別が深刻になるだろうけど、どうなのかな。
— 金木犀(๑’ᴗ’๑) (@iwillhanabirah1) April 26, 2020
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