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脳天気な性格は自分で作れる。怒りを感じたときに試したい2つのこと

人は誰だって生きていれば、大小はあるにせよ、何かしらの悩みを抱えているはず。でも、悩んでいるばかりでは人生楽しくありません。問題が解決した後にどんな広がりや楽しみが待ち受けているかを考えることで、悩みや問題自体を前向きにとらえることができるのです。そこで今回は、無料メルマガ『人生を変えるキッカケコトバ 『バラエティ人生論』』の著者で、問題解決が趣味と話す作家の前沢しんじさんが、人生に役立つ、問題解決のヒントを紹介しています。

イライラだらけの人生で、僕が「脳天気」でいられるワケ

だれの人生においてでも、家庭でも職場でも、何らかの問題を抱えているものです。それがその人を成長させるわけですが、ま、めんどくさいもんですよね。心が疲れるっていうか、できれば問題などない人生を送りたいもんだ。

でも、問題なしの人生なんてあり得ない。早い話が「今日の昼めしなに食う?」からしていわゆる「問題」なんですからね。でもけっこう深刻な悩みだってある。けっこう多い。

そこで、問題解決が趣味(?)な僕の話を聞いてくださいな。少しヒントになると思いますよ。妻には「あんたはまったくストレスなしでなんでも苦にしない」とよく言われるのですが、それはまず最初から、問題の見方が少々違うのです。

僕は本業が販売促進の企画で「どうしたらたくさん売れるようになるかを考える」ことが仕事です。それはつまり「どうしたら物事がうまくいくか」を考えることと同じです。そのいわゆる「企画力」はどんなことにも応用できます。

さて僕は、問題と、その問題の解決を考える時、ふたつのシーンを考えるようにしています。問題解決のふたつのシーンとは…。

1.今の問題を乗り越えるために、現状を分析してその原因や出どころを知り、それに対して、どういう手を、いつ打つかを考える

2.それと同時に、その問題の先にある「楽しみ」を探す、または作る。それを強く意識してそこを目指す

1.はふつうだれでも考えることです。でもそこには「楽しみ」がない。問題解決をして、よかったよかったで終わる。ぼくの解決手法は問題解決の先に重点を置きます。

マイナスの感情が「楽しみ」に変化する

たとえば僕の最近の例では、ホームページの業者があまりにもルーズであること。トラブルがあって連絡しても返事がない。ふつうビジネスにはあるまじき行為ですが、大して重大な問題ではないことと、知人の紹介で付き合うようになった経緯があって、ついついルーズのままに許していた。しかしもうここらが限度。

そこで上の例に則るとこうなります。

1.無責任な性格は変わりようがない。ここでもうスッパリとヤツとはサヨナラする。こんなこともあろうかと思ってホームページの代替えとしてアメーバブログを育ててきた。読者も増えているし、SEOの点でもブログのほうがすぐれている。すでにホームページとして使えるようになっている。この機会に現行の自社サイトを廃止してアメブロに統一しよう。今日から準備できるから8月中に移行しよう。つまり堪忍袋の緒が切れたのでバイバイするいいチャンスである、ということ。

そして、2.です。

これでもうあの無責任男と付き合うこともなくなる。それがまずひとつの喜び。次に以前からどっちつかずだった自社サイトをひとつに絞れる。時あたかもコロナによって新しい業務であるオンライン販促学校を開始する予定。これも新しい楽しみである!! だから、今回の無責任男のおかげでノンストレスで新規事業に取り組めることとなった。

以上、問題解決の先には明るいシーンが見えている、というお話でした。少し補足すると、いまおきている問題は以前から火種がくすぶっているということです。ですからそいう兆候をキャッチしたら下準備を始めること。それが大きな問題に発展することを防ぐ最大の要点です。

問題解決のその先には「光」がかならずある。それは探して見つけることができます。その光は決して向こうから近づいてきてはくれないが、こちらがそこに向かって動くと、はっきりと「ここだぞー!」と待っていてくれる。これまでの人生経験からそう確信しています。明るい光を信じて、問題に向きあおう!きっとうまくいく。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 前沢しんじ 【発行周期】 週刊

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