あなたの家の冷蔵庫の中はどれほどモノが入っていますか? ガラガラでしょうか、パンパンでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で著者の真井花さんが紹介しているのは、 冷蔵庫とお財布の中身の関係について。冷蔵庫がパンパンなおうちは、お財布がカラカラと言われる理由について記しています。
パンパンと空っぽ
さて、本日はあんまり見せないけど気になっている場所のお話。
密かな悩み、
・冷蔵庫がパンパン
いや、部屋の片付けもそうなんだけど、冷蔵庫がパンパンの家は
・お金が貯まりにくい
んだそうです。いや、私は調査したことがないから伝聞だけど。でも、すごくよく分かる。そうだろうなと思いますもん。どうしてって、要するに
・無駄なものを詰め込んでいるから
です( ̄∇ ̄)
だってさ、パンパンになる理由を考えてみましょうよ。無駄だと言われちゃうのも、当然だと思えますから。
素材系、たとえばお肉とか野菜とか卵とか。これがたくさん入っているんだと仮定しましょう。冷蔵庫ってすごい容量ですからね。あれがパンパンになるほどの量なんて
・使い切れるわけがない
んです。もちろん大家族なら話は別ですよ。そりゃパンパンにしてくださいね。
使い切れないんだとすれば、おそらく大半は腐らせて捨てることになるんです。フードロス&マネーロスですね( ̄∇ ̄)
そうではなくて、すぐ食べられるもの系、ヨーグルトとかレトルトのハンバーグとかレンチンのピザトースト、ソーセージやハム。こういうものがたくさん入っていると仮定すると、これはもう
・食費がかかりすぎている
はずです。素材系より加工済み食品の方が高価ですからね。それがパンパンになるほど入っているなら、それだけお金をかけているということですから。
そして、特にこのすぐ食べられるもの系がたくさん入っている場合には、その家庭には
・調理の習慣がない
・加工食品を1品せいぜい2品を大量食い
しているはずです。
素材がないんだから調理しませんよね。トーゼンです。そして、加工食品を食べ慣れているということは、食に対して手間をかけたくないマインドがあるはずです。美味しいとか栄養がということより、手軽で食べたいものを食べたい分量だけ食べるスタイルなんです。だからこそ、加工食品が多品種買いそろえておく必要があるんです。食べたいときに食べたいものがないとイヤだから。そしてそれしか食べないためある程度の分量が必要だから。まあ、予想ですが、外れていないと思いますよ。
でね。多分ですが、これって食べる分量とか食べる日とか、考えていないんだと思うんです。ただただ
・食品を買いたい
んですよ。
・食品が冷蔵庫にいっぱいになっていないと不安症候群
なんじゃないでしょうか。空っぽになってくると不安になっちゃう的なやつです。これから脱却するのは、結構大変だと思いますが、まずは
・夕食の写真を撮ってみる
とイイんじゃないでしょうか。あの、きっと、自分では結構まともなものを食べているつもりだと思います。ですが、1週間1ヶ月撮り続けてみると、自分のパターンが分かるんです。きっと
・同じモノばっかり
・同じくらいの分量
食べていますよ。種類と分量のパターンを認識できますから。
写真だとこの事実を客観的に把握できるんですよ。何かを改めるのは、このあとです。
パンパンの冷蔵庫。おサイフは空っぽだなんてことのないようにしたいですね。
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