渡辺徹さんが61歳という若さで帰らぬ人となり、世間に衝撃を与えました。今回のメルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』が紹介しているのは 健康に人生を送るために免疫力を上げるための一冊です。
渡辺徹さん死去の衝撃、健康関係の書籍紹介。ウイルスに負けない! 免疫力を上げる最強の方法
白澤卓二 著/ぱる出版
渡辺徹さんが亡くなったということで、今週は健康関係の本を読んでいます。
健康の秘訣は免疫力を上げることです。この本を読むと、免疫力を上げるためには、昔から言われていることを注意するしかないようです。
つまり、睡眠時間をしっかりとり、食べすぎず、適度な運動をして、きげんよく過ごすということです。
睡眠時間が6時間以下の人は、7時間を超える人よりもカゼになる確率が4倍以上というデータがあります。
1日に12~16時間の食べない時間を設けることが健康長寿につながるというデータもあり、1日3食は食べ過ぎなのでしょう。
長寿の人はいつもきげんがいい(p212)
注目すべきは、著者が「小麦は病気をもたらす危険な食べ物」と認識していることでしょう。
小麦粉を使ったメニューは血糖値の急上昇を招くのです。するとインスリンが大量に分泌されて、糖を脂肪に変えてくれます。ところがインスリンの調子が悪くなると血糖値が高いままになってしまうのです。
糖尿病は万病の元ともいわれ、糖尿病になると寿命が10年縮まります。糖尿病にならないためにも、食べすぎない、小麦を減らす、甘いものを減らすことが大事なのです。
どうせ食べるなら小麦を使ったうどん、ラーメンよりそばを食べるほうがよいという。
コロナでは若くても肥満していたり、糖尿病や高血圧などの持病があったりする場合は重症化しやすい(p28)
人類が小麦を育て、食糧に困らなくなったのは最近のことで、炭水化物食べ過ぎ生活にまだ適応していないということなのでしょう。
生活習慣病と言われるように無理をしない範囲で、健康的な生活習慣を作り上げたいものです。
特に食べる量、食べる時間は毎日同じですので、食習慣を変えつつ、運動習慣を考えるとよいのでしょう。
白澤さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★☆☆(76点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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