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美徳のはずだった「謙遜」が、逆に日本人からチャンスを奪っているワケ

「謙遜」を美徳としてきた日本人。そのせいでさまざまなチャンスを逃すことがあると強く語るのは、メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは今回、今の時代だからこそ日本人がとるべき態度について詳しく紹介しています。

あらゆるサービスはあなたのためにある

日本人って謙遜が好きなのか、奥ゆかしいのか、目の前に自分にピッタリのサービスやモノが提示されても、

 ■ 私みたいな人間には、そんなのは似合わないと思います

みたいな理由で、手を拱いてしまうというか、諦めちゃうというか、ビビってしまう人が一定数いるんですよ。こういう態度の裏には、謙遜という概念以外に、自意識過剰という理由もあるんですけど、そこをほじくるのが本稿の主旨ではないので、スルーしましょう。

これは本当に勿体ない話でして、あなた以外の誰がどう考えようが、自分の脳みそで考えて、

 ● 私にはこのサービス(プロダクト)が必要なのだ

という結論になったら、気にせず、躊躇せず、素早く手を出すことが、あなたが幸せになるために必要なんです。

資本主義社会に於いては、あなたが金銭的に購うことができるというのなら、身分やスキルや、経験や、ヤル気や、実績なんてモノは、あなたを押し止める理由にならないのです。黙ってドアを叩いて、中に入ろうとすれば良いんです。

もしあなたがクオリファイしていない(資格が無い)というのなら、相手がそう伝えますから(先ほど自意識過剰と書いたのは、こうやって拒否されることで自尊心が傷つけられると考えるからなんですね。こんなのはデートに誘って断られたようなモノで、いちいち気にすることはないんですよ)。

むしろ厚かましく、ふてぶてしいくらいの態度で、ドアを叩き続ける人が、今の時代は成功しやすいんです。

そのためには、

 ● あらゆるサービスは自分のために作られたのだ

と考えるくらいがちょうど良いんですよ。

そしてその広告なり、お誘いなり、案内なりがあなたのところにやって来たということは、あなたにとって、何らかの引っかかりがあるということです。

それを手にして、あなたが興味を持ったのなら、そしてその対価が納得できて、且つ、支払うだけの経済力があるのなら、あとはあなたの胸先三寸なんです。

これは変なモノや怪しいモノにも手を出せと言ってるんじゃありませんよ。あなたが自らを振り返って、忖度したり、遠慮したり、謙遜したり、慮ったりして、自分から身を引くような態度を取るのは間違いですよ、と言っているわけです。

「チャンスに後ろ髪はない」という格言は何度も紹介していますが、手を出すことを躊躇するということは、チャンスの前髪を掴もうとしないということなんですよ。

また、世の中のあらゆるサービスは自分のために作られたのだと考えると、世間のあらゆるモノに感謝する気持ちになれます。新幹線とか飛行機ってスゴいですよ。私は何もしていないのに、安全に快適に目的地まで運んでくれるんですから。あんなのをイチから自分で作れって言われたらムリですから。あれをたったの数万円で、好きな時に使わせてもらえるのって、非常にありがたいですよね。

インターネットなんてスゴいサービスを発明した人にも、私は個人的に食事を奢りたいくらいです。あれを作ってくれた人がいなければ、私は未だに非正規雇用で、底辺の生活をしていたはずなんですから。

一事が万事こんな感じで考えると、手を出すことに躊躇することがなくなりますし、同時にこのようなサービスに感謝と畏敬の念を持てると思うんですよね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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