WBCで世界一に輝いた侍ジャパンの奮闘は、多くの人の心に刻まれたましたね。それは日本だけでなく、決勝戦の対戦相手・アメリカでも同じだったと、メルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』の著者である大澤さんは解説します。米国紙の報道を紹介しながら、野球の本場であるアメリカが素直に日本代表を賞賛する理由に、大谷翔平選手の人間性があると見解を示しています。
WBC優勝、日本チームと大谷選手への評価
今週は野球の日本代表の応援に熱狂された方が多かったのではない
米国は野球の本家です。
ニューヨークタイムズはその結果をどう報じたのでしょう? その記事をみて見ましょう。
「大谷選手の活躍で日本が米国を下しワールド・ベースボール・
クラシック優勝」 多くの人がずっと夢見ていた、
世界の野球強豪国とその超一流選手である大谷翔平とマイク・ トラウトの対戦は、まさに実現した。 二刀流の大谷は、試合中ずっと日本の指名打者として活躍し、
9回にタイトルを決めるチャンスでマウンドに上がりました。 そして、ロサンゼルス・
エンゼルスのチームメイトであるトラウトを三振に仕留めるなど、 力強いイニングで、大谷は日本を大熱狂に陥れました。 「人生で最高の瞬間だ 」と、大谷選手は終了後、通訳を介して語った。大谷は、
大会の最優秀選手にも選ばれた。 試合前、大谷はチームメイトに挨拶し、
米国のスーパースターに憧れるのはやめなさいと言った。 「彼らに憧れたら、彼らを超えることはできない 」と大谷は言った。「我々は彼らを超えるため、
頂点を極めるためにここに来たのだ。一日だけ、 彼らへの憧れを捨て、勝つことだけを考えよう。」 大谷翔平選手がマイク・トラウト選手を三振に仕留め、
日本が3度目のW.B.C.優勝を果たすなど、 スリリングな大会が力強く幕を閉じた。 トラウトは「大谷は競争者(挑戦者)だ。だから彼は最高なんだ」
「彼はラウンド1を制した」 と語り2026年に開催される次回のWBCで再戦があることを示 唆した。
解説
大谷選手への評価と賛辞で埋まっています。
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日本には歯が立たなかった……
大谷選手だけでなく、
日本は個性豊かなパワーヒッターと力強い投手陣で7勝0敗だった 。 2006年に始まったこの大会の歴史の中で、
トップの座をさらに確固たるものにした。 WBCの5回の開催で、日本は現在3回優勝している。
アメリカは、
オールスター選手や過去の最優秀選手賞受賞者を多数擁するチーム であった。 しかし日本プロ野球のスター選手や、ダルビッシュ有、
大谷選手といったMLBスター選手で構成された日本に対して、 ほとんど歯が立たなかった。
解説
素直に完敗を認めて日本チームの強さもたたえています。
これはやはり大谷選手の爽やかな、
ここからは個人的な感想になります。
私が大谷選手に驚くのは、その身体能力だけではありません。
人への態度です。同僚選手はもちろんのこと、相手チームの選手、
これは以前の日本人にはできなかった事です。
日本人や他の儒教的な国から来た人には、
ところが、米国においては「神の前では人は平等」
表情やジェスチャーがゆたかである事も受け入れられる要素です。
このような選手が、
社会の分断化を推し進める「バランスを欠いた報道」を見極めるために
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image by: Eric Broder Van Dyke