ストレスを感じた時、成長できる人と弱ってしまう人がいますよね。なぜ、その差が起こるのでしょうか。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、そんな「ストレス」について語っています。
ストレスで成長できる人と、ストレスで弱っていく人の差
こんにちは、ゆうきゆうです。
元気でお過ごしですか?
さて、人生にはピンチがつきものです。
しかし大変なこと、イヤなことが起こったときに思い出していただきたいのは
「ピンチはチャンスになる」
という言葉です。
多くの人にとって、月並みに聞こえるかもしれません。
しかしこれは真実だと、僕自身思っています。
■ 新しいソフトに出会えた話
たとえば僕は、仕事の中で原稿の執筆等をよく行います。
執筆において、「変換システム用ソフト」「テキスト打ち込み用ソフト」というように使い分けをしています。
そしてあるソフトを使って執筆作業を行っていたところ、不具合が生じてしまいました。
不便を感じ、困ってしまったため、別のソフトをネット上で探し始めました。
すると、不具合の生じない新しいソフトを見つけることができました。
しかもそのソフトはすごく動作が軽快で、他にも便利な機能があり、以前よりもかなり作業効率がアップしたのです。
もし、今までのソフトが不具合を起こさなければ、同じものを使い続け、新しいソフトに出会うことはできませんでした。
不具合を起こしたことは面倒かつ大変な経験でしたが、それによりもっと良いソフトを見つけることができたんです。
これは僕自身、面白い経験だなと感じています。
■ ストレスは「良いきっかけ」になる!
人間は何も問題がなければ、同じ環境にずっと居続けてしまいます。
しかし、その環境においてストレスやネガティブなことがあって
「もうここはイヤだ!」
「何か外を探さないと」
と感じることで、よりレベルアップできる可能性もあるということです。
ストレスを感じることは、より良いものを探すためのきっかけになります。
たとえば仕事に関して、今の職場でストレスを感じているとき、別の職場を探すという選択肢もあります。
そしてより良い職場に出会えれば、前の職場で感じたストレスというのは
「変化のために必要なものだった」
と考えることができます。
このように「ピンチはチャンス」になるのです。
ストレスやネガティブなことがあったとき、「耐える」という選択肢ももちろんあります。
しかし耐えて何もしないのは、苦しみのループに入ってしまいます。
「俺はなんて不幸なんだ」
とネガティブにひたるのではなく、そのストレスに対して
「じゃあしょうがない、こうしてみよう」
「もっと何か調べてみよう」
「新たな場所へ変えてみよう」
と行動するのが何より重要です。
するとストレスはあなたをより変化させ、より良い方向に持っていってくれます。
というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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