MAG2 NEWS MENU

体格指数BMIと精神状態は「関係がある」可能性。欧米約100万人の調査結果

体重÷身長メートルの2乗で示されるBMI(体格指数)。このBMIは22が健康的で病気になりにくいとされていますが、それは、心の健康にも当てはまる可能性があるようです。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、ヨーロッパと北米で生活する平均13.55歳の思春期年代約100万人を対象にした大規模調査結果を紹介。BMIと精神状態の悪化傾向を示すグラフは、わかりやすいU形状になっていると伝えています。

BMI(体格指数)と精神状態の関係

◎要約:『BMIは健康値と言われる付近で、心因性の症状が少なく、そこより高すぎたり低すぎたりすると症状が多くなるかもしれない』

今回は、思春期におけるBMI(体格指数)と精神状態(心因性の症状)の関係について調べた研究をご紹介します。

BMI(体格指数)と精神状態の量的関連、経年的変化
Dose-Dependent Association Between Body Mass Index and Mental Health and Changes Over Time

ヨーロッパと北アメリカにおける百万人以上(1,036,869人)の参加者(平均13.55歳、女性50.9%)が対象となりました。
結果として、以下の内容が示されました。

体格と心理的要因の関係する身体症状との関連が、U形状のグラフとして比較的分かりやすく示された内容でした。

image by: shutterstock.com

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け