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不倫の現場に「相手の家」が選ばれるワケ。サレ妻・サレ夫は不貞行為を立証できず!? 現役探偵が証拠集めをアドバイス

浮気や不倫というと、ラブホテルなどの“専用施設”に出入りするイメージがありますよね。でも、浮気調査に詳しい現役探偵の後藤啓佑さんによると、実は「相手の家」が“犯行現場”になることのほうが多いのだとか。パートナーに裏切られたサレ妻・サレ夫からすると、このパターンは不貞行為の立証がとても難しいのが特徴。いったいどうすれば浮気や不倫の証拠を押さえることができるのでしょうか?(メルマガ『探偵の視点』より)

“おうち不倫”は、ラブホ不倫よりも不貞行為の立証が難しい!

通常、不貞行為というと、ラブホテルなどの施設へ出入りしているシーンをイメージされるかと思います。

しかし、実際に僕たちのところに相談が来る浮気案件の中身でいうと、不貞行為をホテルでするのではなく、「浮気相手の家」で行う方たちが多いです。

となると、依頼者さんが心配になるのは「ホテルじゃなく家への出入りの場合、不貞行為として認められるのか」という部分です。

結論から言うと、認められます。ただし条件付きで。

そもそもラブホテルに、なぜあんなに「一発アウト」感があるかというと“ラブホテルは男女が性行為をするところだよね”という“社会通念”があるからです。なので、調停や裁判所でも、ほぼほぼ認められる。

では、家の場合はどうか?社会通念上、男女が性行為をする場所ではないですよね。他の用途がありすぎるわけです。

AlessandroBiascioli / Shutterstock.com


「あいつとセックスしたよね?」を客観的に立証するための要素

そういった中で、どのような条件であれば“不貞行為があった”というような認識になるのでしょうか。

例として要素を列挙すると、

ざっくりとこの要素を写真に撮影できれば、調停員も裁判官も不貞行為があっただろうと判断できるんです。

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調停員や裁判官が「これはヤッてますね」と思う具体例

これは言葉にするともっとわかりやすい。

外で手を繋いでいるような男女が、反復継続的に2時間以上家に滞在しているなんて、それは不貞行為があるだろう

という感じですね。

ラブホテルであれば、最悪は素人でもブレブレな写真が1枚撮れるかもしれませんが、家での浮気をこのように立証していくのは、証拠の積み重ね方を把握している探偵にしかできないでしょう。

浮気調査では、このように意外と「立証の仕方」が大切です。

目の前の探偵が“できる探偵かどうか”を見極める一番有意義な質問は「相手の家だった場合ってどうなるんですか?」かもしれません。

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image by: Takayuki / Shutterstock.com

後藤啓佑この著者の記事一覧

平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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【著者】 後藤啓佑 【月額】 ¥121/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

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