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「羨ましい」が未来を変える。嫉妬を成長のエネルギーに変える思考とは?

「嫉妬」は、人間関係を悪化させるネガティブな感情として捉えられがちです。しかし、その感情を「抑え込むべきもの」と考えるだけでは、本当に大切なメッセージを見逃してしまうかもしれません。今回のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』では、著者の尾原和啓さんが、嫉妬というネガティブな感情を自分の願望や価値観を知るヒントとして捉え直し、自分らしい生き方につなげる考え方について解説します。

嫉妬が自分らしさを知るエンジンになる

今日はこのネガティブ感情の中に自分らしさを見つけるっていう話なんですけど、

ネガティブのときには、相手がいた時に、

「いいなぁ、なんでアイツだけ。」

っていう風についつい「嫉妬」してしまったりとか、

「怒り」、相手に怒ったりとかですね。

後は、相手がいなくても

「あの時こうしとけばよかったなぁ。」

みたいな「後悔」というのがどうしても出てしまいますよね。

今週何回かやってるメソッドを使って、ポジティブが増えてきたとしても、多少は自分の中にネガティブが フッて現れる瞬間があるじゃないですか。

でも、自分がある程度ポジティブに向かっている中で、こういうものが現れてきたときって、むしろチャンスだと思えるっていうお話なんですね。

つまり、「嫉妬ってなんで起こるんですか?」というと、相手が悪いんじゃないんですよ。

何かというと、

「相手が○○して羨ましい。」

「僕は○○できないのに彼は手に入れた。」

つまり、嫉妬とは実は相手に起こっているのではなく、

実は、自分の「○○したい、○○できたらいいのに。」っていう願望とそれが出来ていない現実のギャップがあるから、相手が実現したということに対して、嫉妬というネガティブな感情を持っているんですよね。

この時に、相手に自分の感情を押し付けて攻撃してしまうと、それは相手との関係性が失われていくから、結果的に自分を狭めることになるんですけども、

実は嫉妬を通して、

「あっ、自分って本当はこういうことがやりたかったんだ。」

という、自分の裏側にある願望に気づけるっていうチャンスだという風に思えばいいんですね。

チャンスだと思うと、嫉妬って便利なんですよ。

自分の裏側にある感情の中で、自分がなりたかったもの、自分もやりたかったものを嫉妬っていう形で相手の中に探してくれるから、「自分の願望レーダー」みたいなものなんですね。

例えば相手に対して嫉妬がムラッと起こったのが「お金」とか「肩書き」とかっていうものだったら、

「いやー、自分ってやっぱりお金とか肩書きとか、世間で狭められていく方向性のものに縛られてるんだなぁ、なんかそれ以外に求めるものないかなー。」

っていうことを知る機会になるし、もっと大事なのは、嫉妬って結局相手が得た「チャンス」に対して起こるんですよね。

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何をやろうとしたのか。そのチャンスの先に彼が何を実現したのか? 何の能力を得たことのか? ということが見えてきたりするし、

あと、「アイツと知り合いになれて羨ましい。」っていう嫉妬とかもありますよね。

これはもうちょっと見ると、この嫉妬の裏側にまた自分の願望があるんですよ。例えば、

「尾原はやたら西野(亮廣)さんとか、けんすうさんとイチャイチャしてんなー。なんだよ羨ましい!」

って思う感情には、きっと西野さんがやっていることに自分も近づきたいっていう何かがあるんですよね。

ということは、その知り合った相手の裏側にある「相手が成している何か」とか、「相手が持っているスキル」みたいな、そういうところに焦点をあてると、お金とか肩書きとか、いわゆる通俗的じゃない、本当に自分がやりたかったものが明確になっていくんですよね。

そうすると、人間って辛い時って、どうしてもまずはお金がなきゃ、とかそのためには『半沢直樹』じゃないですけど、やっぱり肩書が、とかっていうところに狭められるんですけど、

そこってレッドオーシャンだから、チャンスがむちゃくちゃ過当競争になっているんですね。

具体的にいえば、何を実現したいんだっけ? とか、

じゃあ、それを実現するにあたって何のスキルが必要なんだっけ?とか、

どういう環境が必要なんだっけ?

みたいな、こういったところが明確になってくると実現しやすくなっていくんですよね。

で、これが実現しやすくなると何が便利かっていうと、自分が相手に嫉妬を抱いてるっていうのはですね、羨ましいっていう感情であると同時に、

自分が何のチャンスを得たいか? 何をやりたいか? ということがわかってくると、むしろこれを先に装着している相手って、「仲間」なんですよ。

だって、自分がやりたいことを先に装着してくれてるわけだから、むしろその人と仲良くなった方がその人のことを真似て自分も成長できるかもしれないし、その人と通じ合っていることで、その環境を一緒に手に入れることができるかもしれない。

だから仲間でありサポートすべき人、っていう風に変わってくるんですよ。

これがネガティブの感情に引きずられて、「あいつだけ手に入れやがって!」って言って嫉妬に見舞われて相手と距離をおくと、どうしても自分が狭くなっちゃうんですよね。

だって相手はそれをやる環境を持っているのに、わざと距離を離したら自分が狭くなっちゃう。

なので、嫉妬こそが実は自分の願望を叶えるチャンスであるという話です。

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▼嫉妬はひと昔前の概念?

今までは、なぜ嫉妬を起こすかっていうと、肩書きとかお金とかが嫉妬の要素だったりしたんですよね。

そうすると、肩書って一人が課長になったら自分は課長になれないじゃないですか。これも『半沢直樹』の世界ですけど。

でも今や副業OK の時代なので、結局一つのポジションが一人しか占めれないって事って無いわけですよ。だから嫉妬ってあんまり意味がないんですね。

むしろ、その相手がやりたい事っていうものが見つかったら、その人がどんどん加速して広げていけば、自分もスリップストリームで後ろに一緒についていって、むしろ彼の背中を押してあげると、気づけば自分もその彼がやりたいって嫉妬を起こすくらい、自分の中にあるやりたいもの少しずつできる様になってくるという事なので、

嫉妬って、肩書とかお金とか、一回誰かに分け与えたり、誰かに取られちゃったら自分は取ることができないっていう時代の概念なんですよね。

そういうことをマインドチェンジしていくと、ネガティブ感情の中にこそ自分らしさを見つけられるということなので、今日は「嫉妬」にフォーカスして話しましたけれども、次回は「怒り」や「後悔」っていうものを説明していきたいと思います。

「怒り」も自分の心のエネルギー源を見つけるためのものですし、「後悔」はむしろ自分らしくなる、オリジナルを見つけることができるものなんですよね。

っていう風に、心の体力が戻ってくると、むしろネガティブこそが自分らしさ、自分は何がやりたいんだ、っていうのを見つけるためのヒントになってくるので、

ぜひ、自分の中で起こった嫉妬とかの中で自分らしさを磨くものをコメントしていただければです。(2020年10月6日解説動画を記事化しました)

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image by: Shutterstock.com

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IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

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【著者】 尾原和啓 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月・木曜日 発行予定

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