40代から50代にかけて、人生の後半戦をどう生きるかを意識し始めた女性たちが、密かに悩むテーマがあります。それが「これから、どんな男性と人生を共にするのか」という選択です。なぜかそういった相談をよく持ちかけられるという現役探偵の後藤啓佑さんは、自身のメルマガ『探偵の視点』で、人生の後半にさしかかった女性が男性を選ぶ際のコツを紹介しています。
50代女性が迷う「男性選び」
立場上、離婚や男女問題に詳しいと思われるからなのか、40歳代~50歳代女性の方から「これから、どういう男性と付き合えばいいのか」という相談を受けることがよくあります。
そして不思議なのが、迷っている相手が、かなり両極端なケースが多いという点です。
具体的には二人の男性から言い寄られていて、どちらと付き合うべきか迷っている、という相談です。
どちらにも良いところがあり、同時に嫌なところもある。
「どちらと付き合うのがいいでしょうか?」という内容ですね。
こうした相談を受ける前は、似たタイプの男性同士で迷っているのだろうと思っていました。
例えば、どちらも優しいけれど年収が違うとか、趣味が違うとか、その程度の差なのではないか、と。
しかし実際は、まったく違います。
例えば、仮の話ですが一人目の男性は、年上でとても優しく、「仕事は辞めていい。僕の財産は君の好きに使っていいから、一緒に暮らそう」といったことを言ってくる男性。
愛情もお金も、十分に注いでくれるタイプです。ただし、今やっている仕事はやめて欲しいと言われている。
もう一人は年下で、経済的には前者ほど余裕はない。
ただし、キャリアアップを支援してくれたり、スキルアップのための投資をしてくれたり、「自分の成長」にお金と時間を使わせてくれる男性。
一方で、他にも女性がいそうな雰囲気がある。
この二択で迷う女性は、驚くほど多いです。
そして、周囲の友人たちはたいていこう言います。「前者一択でしょ。お金も愛情もあるんだから」と。
確かに、一般的にはそう見えるかもしれません。ただ、個人的には少し違う視点を持っています。
人生で何を大切にするかは、人によって違います。
その上で言うなら、‘’自由であること‘’は、想像以上に大きな価値を持っていると思っています。
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
一見すると、お金と愛情を注いでくれる男性の方が魅力的に見えます。
しかし、「仕事を辞めて囲われる」という選択には、それなりのリスクがあることも考えておくべきだと思います。
一度スキルや仕事を手放し、相手に経済的に依存してしまうと、どうしても上下関係が生まれやすくなります。
そして、‘’自己実現‘’という、人間にとって非常に大きな幸福が実現しにくくなる可能性が高くなります。
もちろん、
「家庭に入ることが幸せ」
「主婦として生きたい」
という価値観の方には、必ずしも当てはまりません。
ただ、僕が相談を受けるのは、40代~50代の、キャリアを積んできた女性が多い。
そういう方々には、この視点は無視できないと思っています。
後者の男性は、厳しい部分があるかもしれません。
もしかすると、女性関係で不安要素もあるでしょう。
ただ、自分のスキルに投資してくれるという点では、「自分の足で立てる可能性」を残してくれます。
仮にその関係がうまくいかず、別れることになったとしても、手元には「自分のスキル」という確かなものが残ります。
では前者の場合、別れた後に何が残るでしょうか。
仕事もスキルも手放した状態で、ゼロに近い自分が残る。
これは、かなり怖い状況だと思います。
もちろん、男性選びを「リスク管理」だけで考えるべきではありません。
ただ、40代~50代、セカンドキャリアを意識する年齢であれば、そういった視点も含めて選択する方が、個人的にはベターだと思います。
一昔前であれば、「飼われる」という生き方は、幸福度の高い選択肢でした。
しかし、現代ではむしろハイリスクです。
自分のスキルを磨ける環境に身を置けるか。
自分の人生の主導権を手放さずにいられるか。
40代からの男性選びでは、その点もとても大切なのではないでしょうか。
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