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旅館にパチスロ置いたら全国から客殺到も震災が直撃。それでも廃業危機を脱した理由

コロナ禍、そして能登半島地震——次々と降りかかる試練に、廃業寸前まで追い込まれた旅館がありました。しかし、その旅館が選んだ起死回生の策は、誰もが「バカげている」と思うような奇策でした。固定観念を打ち破ったその発想が、まさか全国から客を呼び込む起爆剤になろうとは……。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』講座では、著者の佐藤きよあきさんが、能登の旅館「はまづる」の驚くべき復活劇をご紹介します。

コロナ・震災で潰れかけた能登の旅館が「パチスロ」で蘇った!?

2020年。 コロナによって、世界中が暗闇へと突き落とされました。

日本経済も落ち込み、 さまざまな分野で倒産・廃業が続きました。

観光業においても同様で、 次々と旅館・ホテルが消滅してしまいました。

そんな中、石川県和倉温泉にある旅館「はまづる」も 廃業危機を迎えていましたが、 あるアイデアで乗り切ったのです。

コロナで団体旅行が激減していたことから、 「他とは何かが違う旅館」を模索していた時、 当館の息子である専務が閃いたのです。

館内に「パチスロ」コーナーを作ること。

何をバカなことを、と思う人もいるでしょうが、 これが大成功となるのです。

パチスロに関してはプロ級の腕前でもあった専務が、 さまざまなところからパチスロ台を集め、 無料で遊べるコーナーを作ってしまいました。

このことを「X」で紹介したところ、 大バズり状態となり、 全国からマニアやユーチューバーが 訪ねて来るようになりました。

これにより、コロナショックから立ち直れたのです。

能登地震が旅館を再び直撃

ところが、さてこれからだとなっていた時、 再び試練に見舞われるのです。

2024年。 能登半島地震。

建物の倒壊は免れたものの、 営業できる状態ではなくなり、 1年7ヵ月の休業となりました。

再び廃業危機となりましたが、 専務は諦めませんでした。

建物の修復に掛かる費用を銀行に相談し、 融資を受けることに。

しかし、パチスロコーナーに掛かる費用までは、 銀行も貸してくれませんでした。

そんな時に助けてくれたのは、全国のパチスロ仲間たち。

業界団体や個人から、パチスロが寄付されたのです。

懐かしの名機から最新台までが、ズラリと並ぶことに。 中には、マニアも知らないような台まであります。

パチスロの聖地として復興したのです。

専務による「X」や「YouTube」も再開し、 再び”スロッター”の注目を集めるようになりました。

非常に稀なケースではありますが、 固定観念に縛られず、パチスロでの集客を考えたことは、 実に素晴らしいアイデアです。

さらなる発展を祈ります。

image by: SONIC BLOOMING, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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