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アイデアは生ものだ!成果を分ける「メモの鮮度」と「即行動」の習慣を営業のプロが伝授

成果を出し続ける人と、そうでない人。その違いは、特別な才能や知識量にあるとは限りません。むしろ日々の些細な習慣に、大きな差が表れることが多いのだそう。メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者であり、経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭も執る菊原さんは、ふとした瞬間に浮かんだアイデアやヒントには消費期限があるとして、成功する人のメモの扱い方について紹介しています。

アイデアは“生もの” メモは腐る前に活用する

今日は結果を出し続ける人がやっていること。

基本的でシンプルだけど、大きな差を生む。

そんな話をする。

それは、ズバリ「メモには鮮度がある」ということ。

これを意識している人は結果を出している。

仕事でもそうだし営業活動でも共通のこと。営業をしていると、ふとした瞬間にアイデアが浮かぶ。

・このタイプのお客様にはあの事例が使えそうだ

・次回の商談からはヒアリングを深める切り口を変えよう

・営業レターの新しい切り口のものを作れそうだ

その瞬間、脳は最高に活性化している。しかし問題はここから。

多くの人は、「今は忙しいから、あとでやろう」とその場で形にしない。

そして二度と思い出さない。これは本当にもったいないこと。

営業スタッフの時のこと。

私は思いついたら、即メモをしていた。

枕元にはメモ帳を置いていたし、車の中にICレコーダーを置いていた。

今ならAIを呼びだせば録音できる。

何でもいいのでとにかく“形に残す”ことを習慣化していた。これはいいことだった。

思いついた時は「これはすごいぞ!」と興奮気味にワクワクする。

しかし時間が経つとその感情は急速に冷える。

冷えた瞬間、アイデアはただの“ただの文字”になってしまう。

読み返しても「こんなのやっても仕方がない」とやる気が起こらない。

これが、メモの鮮度が落ちるということ。とても恐ろしいことだ。

あなたもこんな経験はないだろうか?

3日前のメモを見返す。

それを見て「これって何のこと?」と思い出せないことが。

その時は革命的だと思ったのに、思い出すこともできない。これでは意味がない。

メモは“コレクション”が目的ではない。

ただ単に集めるのではなく“実行すること”が目的だ。

アイデアが浮かんだら即座にメモをする。

そして何かしら行動する。

私の場合なら、例えば「これはメルマガのネタになる」と思ったらノートにメモする。もしくはスマホに文字として残す。

そしてノートを見て「メルマガの原案を書く」ということをしておく。

スマホであれば、そこから「自分宛てにメールを送る」ということをしておく。

そして戻ったときにそれを見て「何かしら文章にしておく」というアクションをおこす。

たった1分の行動。

しかし、この1分が実行率を劇的に上げる。

人は“ゼロ→1”が最も重い。

しかし1ミリでも動けば、次の行動のハードルは一気に下がる。これを忘れてはならない。

以前の研修でのこと。

営業スタッフAさん。

Aさんは勉強熱心。

研修では一番前の席に座る。よくうなずいて聞いてくれるので助かる。

研修以外にもお金を払ってセミナーにも参加する。本もよく読んでいる。すばらしいこと。

しかし数字は伸びない。

Aさんの行動をよく観察すると「勉強しているが、形にしていない」ということが分かる。

研修やセミナーで新しい知識を学ぶ。

その時は、目を輝かせて「自分が求めていたのはこれだ!」と感動する。

しかし翌月にお会いすると「とくに何も実行していない」ということが分かる。

Aさんは学ぶがすぐには実行しない。

情報の鮮度が完全に腐っている状態だ。

これではなかなか結果は出ない。

一方、成果を出す人は違う。

営業レターの研修で学んだことをその場で形にする。

翌日にさっそく試す。

こうして次々と結果を出していく。

完璧でなくていい。

まず動く。

これだけで相当な差がつく。

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ここで私が推奨している方法を紹介する。

それは「メモに期限をつける」ということ。

・3日以内にやる

・今週中に形にする

・明日の商談で試す

期限がないメモはあっという間に忘れられる。

期限があるメモは何かしらやるもの。

トップ営業スタッフは“実行に移すスピードが速い”という特徴がある。

その客に苦戦している人はこのようなパターンで行動している。

学ぶ、思いつく

やらない

また学ぶ、思いつく

やらない

これを繰り返しているうちに「学んでも何も変わらない」と思うように。

これがセルフイメージに悪影響を及ぼす。

続けば、無意識に自信が削られる。

だからこそメモを実行することは“自分との信頼関係を築く”という重要な行為なのだ。

大きなことをする必要はない。

その場でパソコンを立ち上げ“ワードを開いて何か書く”といったことでいい。

少しでも行動すれば脳は「これはやるべきことなんだ」と認識する。

すると意識がそこへ向かう。

情報が集まり始める。

気づけば形になっている。

これが、成果を出す人の思考パターン。

アイデアは生ものと考える。

採れたてはフレッシュだ。

しかし放置すれば腐っていく。

腐ったアイデアは、自信まで腐らせる。

逆に、思いついたメモし少しでも行動する人は、自分への信頼を積み上げる。

勝負を分けるのは、才能ではない。

メモの鮮度が高いうちに実行できる人がダントツの結果を出す。

【本日のポイント】

・何か学んだら、すぐに手を付けて形にする

・メモに期限をつける

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 image by: Shutterstock.com

菊原智明この著者の記事一覧

群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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