最近、大人だけでなく子供にも増えているという肩こりや腰痛。もしこれらがスポーツや怪我など外的要因ではなかった場合、注意してあげたほうがいいようです。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で、その意外な原因を紹介しています。
意外な原因
さて、本日は意外すぎる原因のお話。
日本人の国民病とも言われる症状、それは肩こりです。腰痛も入れるとおそらく相当数の方が該当してしまうのではないでしょうか。しかも最近は小中学生にも増えている(@_@)んだそうです。子供は筋肉が柔らかいはずなのに、どうしてなんでしょうね。
激しいスポーツをしたわけでもない。鉄棒から落ちて強く打ったわけでもない。こういう外傷性の可能性がないのに、肩こりや腰痛になることがあるんです。その原因、実は抑圧された感情かもしれません。
いや、アヤシイ話のつもりはナイんですが、アヤシイですかね(笑)。感情は心の中だけの出来事だと考えられていますよね。ところが、心の中だけではなく体にもその反応が現れるんです。それがどこかといえば筋肉なんです。感情自体は心の中で起こったとしても、感情の記憶は、筋肉に刻まれるのです。ほら、怖いことがあると、きゅっと体を丸めて縮ませるでしょ? 怖いからって、胸を開いて堂々と「は~ああ、怖い怖い」って叫ぶ人、いませんよね? 感情には特定の身体反応がヒモついているんです。そして、感情のうちでもネガティブなものは必ず筋肉が収縮するんです。
・怒りで腹が立った
・悲しみに胸がつぶれそう
・恐怖に息も止まりそうだった
慣用句でも特定のネガティブな感情と身体反応は一対になっていますよね。この慣用句を読むと、ほら、オナカとか胸とか体のどこかが緊張してぎゅっと固くなる感じがしませんか?コレ、気のせいじゃないんです。
ネガティブな感情は本来はき出されてしまえば、それで解消されます。ところが、それを無理矢理こらえようとすると、体の別の部位が緊張してしまい、筋肉が収縮するんです。そしてそれが長期にわたって繰り返されると肩こりさんの出来上がり( ̄▽ ̄)になるんですね。
この原理は、大人だけでなく子供でも同じです。お子さんが外的な理由もなく、肩こりや腰痛を訴えることがあったらそれは何らかの抑圧があるかもしれないんです。
・親の前ではイイ子にしすぎている
・いじめられているのを黙っている
・授業についていけなくて苦しんでいる
・友達とケンカをして仲直りできずにいる
…などなど。原因はいろいろでしょうが、ここは親御さんが聞き出してあげてください。
あ、ちなみに、ダンナさまや奥様もオンナジですよ。最近
・肩が凝ったなあ
・腰痛がひどくなった
などと言っていたら、本人でさえ気がつかないままに、大きな感情を抑圧している可能性が高いんです。その原因不明の肩こりや腰痛。それは存在を許されなかった涙のせいかもしれませんよ。
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