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昭和生まれのあの人は今何歳?ネタにも使える「年齢早当て裏ワザ」

今年は平成28年、となると昭和50年生まれのあの人は今何歳になる? そんなややこしい計算が瞬時にできる裏ワザがあるんです。無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者・hirokiさんが紹介してくださるこの方法、実務はもちろんネタにも使えるスグレモノですよ。

その人の生年月日と年齢を瞬時に判断する方法!

皆さんこんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです! 今回のメルマガは読者様がかなり増えてきたため、ちょっとあらためて年齢の出し方というのを紹介と共におさらいですー(^-^)/

よく僕は事例に生年月日出したり年齢書いたりしてます。でも年金では生年月日とか年齢ってめちゃめちゃ重要な情報なんです(^^) 役所とか行くとちょくちょく窓口の机とかに年齢表が置かれてませんか? でも、そんな表見なくてもちょっとコツを覚えるだけで、その人の生年月日を見たり聞いたりしただけで年齢や生まれ年が一瞬でわかります

年金は大多数が昭和生まれの人が受給してますし、人口としても昭和生まれが多いから、平成の今昭和何年生まれとか言われてもすぐに何歳ってわからないのではないでしょうか。で、年齢を言われても何年生まれかすぐにはわからないですよね。僕ももともと全然わかりませんでした(^^;; それこそ、自分の生年月日からプラスマイナスして考えてみたり…

でもこんな簡単なやり方で年齢はすぐに割り出せます。今平成28年なんですが、コレを昭和に直すんです。どういうことかというと、昭和は63年までですが、それから平成の28年間を足すと現在昭和91年になります。この91を覚えておけばいいです(昭和64年が1月1日から1月7日まで存在し、1月8日以降が平成元年になりますが、特に気にする必要はありません)。

例として、昭和32年5月1日生まれの人は何歳になるんでしょうか。

昭和91年-昭和32年=59歳

コレだけです。ただし、この人は5月1日生まれなんで、まだ4月だから今のところ58歳であることに注意しましょう。この人が59歳になる年であるということです。

なお、年齢は誕生日の前日に歳を取るので、この人は毎年4月30日に歳をとります。皆さんは誕生日に新しい年齢を迎えるわけではなく、誕生日の前日に歳を取るわけです。これに関しては明治35年にできた、「年齢計算ニ関スル法律」というもので決まっています。

あと、年金で重要な年齢である60歳と65歳という節目の数字がありますが、この年齢になる時も簡単に出せます。さっきの昭和32年5月生まれの人でいうと、この昭和32年からマイナス3して平成に直すと、平成29年がこの人が60歳を迎える年。さらに昭和32年にプラス2にして平成に直すと、平成34年がこの人が65歳になる年になります。「-3+2の法則」ということで…(^^;;

余談ですが、昭和を西暦に直す場合はどうでしょうか。昭和32年に定数1925を足すと、この人の生まれ年は1957年になります(ちなみに昭和元年は1926年)。自分の生まれ年が1957年とわかっていて昭和は何年になるかを出すなら、1957から1925を引けば昭和32年になります。

また、大正生まれの方でもお元気でいらっしゃる方もたくさんいらっしゃるので、大正生まれの人の年齢を出す場合はどうするか。この場合は現在を大正に直すと105年になるから、この105を使います。で、例えば大正12年生まれの人なら、

105-12=93歳(今年93歳になる年)。

また、西暦の場合は定数1911を使います(大正元年は1912年)。大正12年生まれの人なら、1911+12=1923年が生まれ年になります。

僕は昭和54年12月生まれですが、さて、何歳でしょう(笑)。

※注意:上で使った「91」と「105」は年が明けるごとに1を足していきます。「1911」と「1925」は年が明けても変わりません。

image by: Shutterstock

 

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