「都会の水道水って美味しくない、塩素の匂いがキツイ、衛生面で不安!」などさまざまな声が聞かれますよね。最近では、浄水器を使用したりミネラルウォーターを常備しているお宅も少なくありません。しかし、「今まで考えずにミネラルウォーターを信頼して飲んでいた」という無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さんは、水道水を低コストで効果的に美味しい水にする方法を紹介しています。
節約にも富~水道水とミネラルウォーター
「私、盲目的にミネラルウォーターを飲み続けていました…」
私が田舎から上京してはや20年以上の歳月が立ちますが(早えーなー)、田舎にいた頃は水を買わずに水道水を飲んでいました。田舎だから川の上流が近いから? と思っていましたが、浄水場が近くにあった事が大きかったんでしょう。特に部活時代なんてがぶがぶ飲んでいましたね。
今でも実家の台所では料理に直接水道水が使われています。そういえば実家でミネラルウォーターのペットボトルを見た記憶もありません。
日本は世界でも稀な「水道水を飲める国」です。それは今も昔も変わらないし、むしろ今の方が基準が厳格化されているから安全度は増していると思います(別の問題はありますがそれは後述)。だからより「水道水を飲む派」が増えてもいいはずなんですが、その比率は年々減少しています。
もちろん要因はミネラルウォーターの普及によるものですが、これは現在、市場規模で年間3,000億円あります。この規模は日本の人口がピークアウトしているにも関わらず、これまで数十年間右肩上がりを続けて来ました。
そして私自身もいつのまにかミネラルウォーター派に変わり、はや20年ほどミネラルウォーターを買い続けています。
私が水道水を飲まなくなった理由の一つは、田舎から出て都会暮らしを始めた時にアパートの水道水がマズかった事に尽きます。塩素臭がきつくて「あ~、やっぱり都会は水がまずいんだ」と勝手に思い込んだ記憶が有ります。
またここ最近はアマゾンに頼りっきりで、2Lのペットボトルが100円以下で即日配送されて来ます。配送なので重さも感じませんし非常に便利です。
そんなわけでここ何十年も盲目的にミネラルウォーターを信頼してきました。
しかし私ずっと思ってました。毎週毎週アマゾンに注文を出し、重い水を自宅の高層階まで運んで来てくれるヤ○ト運輸のおじさんに「何だか悪いなぁ」という気がしていたんです。
するとだんだんミネラルウォーターに支払うコストも気になり出して、1本100円とはいえ、月換算では合計5,000円ほど使っていました。そして年換算では6万円程度になっている事に気が付きました。
6万円って結構な額ですよね。
ちなみに我が家では軽自動車1台保有していますが、年間6万円あれば維持費(車検と税金)を十分賄えてしまえます。
そんな事を考えながらも水道水はマズいので、ミネラルウォーターを買い続けてきたわけですが…。しかし! 最近それらの問題を一発で解決するアイテムを見つける事が出来ました。そのアイテムを使うと味も臭いも気にならずに水道水を飲料水として使え、かかるコストもほぼゼロ、さらにはミネラル満点の付加価値もつける事が出来ます。
ここで一旦、水道水とミネラルウォーターのメリット、デメリットを比較してみます。比較をする中でこれまで数十年間も信頼してきたミネラルウォータにも、実は欠点がある事にも気が付いたのでした…。
私はここ何十年も「ミネラルウォーター」を盲目的に信用し、飲料水や料理に使ってきました。しかしそんなミネラルウォーターを疑うあるきっかけがあり、今後は水道水を活用できないか? と考えるようになりました。それが以前、どこかで目にした「ミネラルウォーターより水道水の方が品質規格が厳しいぞ」という記事です。
そこで、まず先に調べたのが水道水の安全性です。軽くググると真っ先に目に付いたのが横浜市水道局のHPでした。するとQ&Aページにいきなり私の疑問にクリティカルヒットする内容が記載されていました(横浜市水道局のHPより一部抜粋)。
Q.ミネラルウォーターの方が安全なんじゃないの?
A.ミネラルウォーターと水道水は、安全性の保証レベルが違います。水道水の方が、より多くの検査項目で厳しくチェックされていますので、より安全とい
えます。
あれま、いきなりミネラルウォーターに先制パンチを喰らわせてます(笑)。ちなみに水道水の安全性には確かに厳格な決まりが有り、それは以下のような
もの。
水道法にある「清浄な水の供給」を達成するため、水質基準が定められています。平均体重50Kgの人が1日2リットルの水を一生飲み続けても、健康に影響が生じない水準です。
水道水の安全性などを確認するため、水道水を定期的に検査する地点を設け、水質検査を行っています。水質検査の結果は、過去10年間、検査項目の多くは水質基準値の10分の1以下で、特にシアン、水銀、カドミウムなどの有害物質は検出されません。安心してご利用ください。
さらにミネラルウォーターに追い打ちをかけるように
生涯飲み続けても人の健康に影響を生じないとする水質基準(51項目)による水道水と、食品衛生法の製造基準(18項目)や成分規格(8項目)によるミネラルウォーターとでは、安全性の保証レベルが違うため、水道水の方がより安全といえます。
と根拠を持って断言されています(!)。水道水は安全性にすごい自信を持っていますねぇ(@_@;)。
ミネラルウォーターももちろん上記ガイドラインに沿った滅菌方法で処理はされているものの、そのラインは水道水の品質基準より緩いというわけです。ですから市販のミネラルウォーターは水道水より菌が繁殖しやすいので、開栓後なるべく早く飲む事が推奨されています。
しかしながら、我々は本当にこの水道局の話しを鵜呑みにしていいのか? 本当に安全面で問題無いのか? という事にも一応目を向けておかなきゃマズイですね。何でも盲目的に信じてはいけません。
そこで今度はウォーターサーバーなどを販売しているHPを漁って見ると、やはり出て来るのが「水道水バッシング」です。その主な論法は二つありまして、一つは「水道水に含まれる塩素から、発がん性物質のトリハロメタンが発生しますよ~」というもの。
そしてもう一つがインフラです。浄水場で良質な水道水をつくっても、各家庭の蛇口から出るまでの間に配水管や給水管、マンションの貯水槽にサビや汚れが発生していたら意味ないよね、というもの。特に水道管はどんどん老朽化していき、入れ替えが追いつかない問題も指摘されていますから、あなたの口に届く水がどんな品質かは分かりませんというものです。
というわけで、こうなるともう二つの安全性を天秤にかけて自己判断するしかありません。自宅の水道水に違和感がある人はやめておいた方がよいでしょうし、さほど気にならなければ私がこれから紹介する方法で水道水に切り替えられたら良いかと思います。
果たして水道水の臭いと味、そして安全性の弱点として挙げた塩素を取り除き、さらには浄水場から運ばれる過程で混入する不純物も取り除き、水道水をより信頼出来る飲み水として活用できるアイテムとは何なのか? 今回いよいよお伝えします。
私的には水道水を飲み水として使えないと判断していた理由は主に臭いでしたが、一方のミネラルウォーターは安全衛生管理面で水道水より下であるという話しも出て来ましたよね。そこで私的には「味や臭いより衛生面の方が大事では?」と思いましたが、あくまで水道水の塩素臭は好ましくありません。
そこでこの問題を根本から解決するアイテムを見つけました。そのアイテムとは、
- 一度手に入れれば半永久的に使え
- 初期投資もごく僅か
- 水の中に入れておくだけで5時間後には水道水の匂いは消え、味はまろやかになる
- 不純物が取り除かれ、逆にミネラル豊富なお水に変わる
というものです。つまり水道水の安全性とコストメリットの恩恵を受けつつ、更にはそこらのミネラルウォーターよりも味が良くてミネラル豊富な水を手に入れる方法です。
ちなみに水道水の臭いが消える事は塩素が消える事を意味します。これは前回お伝えした水道水のデメリットである「塩素」から発生する発がん性物質の「トリハロメタン」を気にしなくて良くなるという事(何度も言いますが、水道水をそのまま一生飲んでも問題無いというのは水道局がお墨付きを与えています)。
コストに関しては私のように月額5,000円近くミネラルウォーターにお金を払っている人には、年間6万円もの経費削減効果が見込めるスグレモノ(笑)。果たしてその正体は何なのか。
それが、
◆ 麦飯石
です。え? む、むぎめし…漢字が読めない?ではもう一度、
◆ 麦飯石(ばくはんせき)
です(笑)。これなかなか貴重な石でして、日本では岐阜県加茂郡白川町黒川の山間の一角でしか採れないらしいです。あまり知られると価格高騰しそうです。
● 美濃白川麦飯石
使い方は簡単。例えば800gを購入したら、まずはこれを水洗いして、10分間煮沸殺菌した後放置して冷まします。2Lの容器1本に対して400gの石を入れます。そしたらあとは水道水を満たして5時間程度待つだけ。するとミネラル豊富な美味しい水の出来上がりです。
メンテナンスは2週間ごとに石を天日干しするだけと、これまた簡単。
3人家族の我が家では飲料水、料理、炊飯全てに使って2L×2本で回してますが、夏場はもう一本分買い足すかもしれません。
麦飯石の作用は吸着力による不純物の除去、そしてミネラル溶出により良質なミネラルウォーターが作れる事。また水質(PH)調整で中性に保たれ腐り難くなり、料理に使うと味が良くなったり日持ちが良くなったりします。また水中に酸素を放出するので人体に良い水になるとの事ですね。
今回私が得た最大のメリットはこれでミネラルウォーターを買う手間やコストが省けた事と、いつも重い水を運んでくれていた輸送業者のおじさんにも迷惑をかけなくなった事です(笑)。
他にも節約で我慢するだけではなく、そこから更なるメリットを得られる方法をお持ちの方がいたら教えて下さい。シリーズ「節約にも富」ではそんなアイデアをお待ちちしています。
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