月額2,979円を取り戻す、という気概のある人にメルマガを購読してほしい
──なるほど。新井さんはこれまで、お金にまつわる本など、さまざまな著書を執筆されていますが、メルマガではなぜビジネステクニックについて書こうとおもわれたのでしょうか?
新井:書籍は、出版社から「こういったテーマで書きませんか?」という依頼があって書いています。特に商業出版される書籍は、少なくても数万人の人が手に取りますし、執筆から刊行までのタイムラグもあります。多くの人が知ってしまうと、実践行動の効果がなくなってしまう内容や、期間限定の内容は、書籍では内容に書きにくいのです。
いっぽう私が編集発行人となるメルマガでは、特定の方に対して限定的な内容で発行することが出来ますし、有料メルマガの場合は限られた意識が高い読者に向けて、タイムリーな情報も届けますし、読者からのフィードバックや質問、コミュニケーションもしやすいと思ったのです。
私がやっている執事という仕事のノウハウは目に見えないものです。ですが、私の会社がなぜ執事サービスを高い値段提供できているのかを知りたいという人はけっこう多いんです。
実は弊社は富裕層向けの商品やサービスを提供する企業向けに営業研修やマーケティング、ブランディング、商品開発をアプローチをすればいいのかというコンサルティングサービスをしています。
そういった富裕層へのアプローチ方法や、付加価値を付けて高く売る方法というのは、実は中小企業や個人事業主の人の方が必要なんです。
圧倒的シェアを誇る大企業であれば、いわゆる薄利多売でもいいんです。そういったことができる企業体力もあります。しかし、中小企業や個人事業主の人は、安く売っていてはダメなんです。いかに付加価値を付け、高く売るか、お客様を満足させて信頼関係を構築するか、利益を上げて次のお客様満足への投資をするかということをしっかりと学び実践する必要があるんです。ですが、そういった「私のノウハウが必要な方」は、コンサルティングにコストをかけるのは難しい。そこで、そういったビジネステクニックをメルマガという形で発行したらいいのではないか、と思ったんです。
──とはいえ、「高く売れば売るほど顧客満足が高まる営業・ブランディング術」はメルマガとしては高いですよね?
新井:月額2,979円というのは年間で約3万6000円弱になりますが、私のメルマガには「この金額を取り返せる、ペイできる」ということを盛り込んでいます。1年間で配信する私が培ってきたビジネステクニックを「1つでも多く吸収してやる!」という、気概がある人にこそ有効だと思っています。
また、あまり安くしてしまうと、気軽に登録できてしまうことで、結果、読まなくなってしまうんです。私が配信するビジネステクニックというのは、いわゆる情報商材のように『これをすれば儲かる』というものではなく、非常に地道に継続する必要があるものばかりです。そういった小さな工夫を積み上げられる、継続できる人にこそ読んで欲しいという思いがあります。だからこそ、そういった読者さんからの質問には私も真剣に答えていきます。
──確かに、金額が高いと真剣に読みますし、自分に活かそうと思います。
新井:それに月額2,979円ということになると、1回ぐらい質問してみようかな、と考えてもらえると思ったんです。元を取りたいと考える読者さんが集まる参加型のメルマガにしたいと思っております。それに今後の話ですが、メルマガ読者限定のセミナーを開催することも考えています。このメルマガの読者は普通のメルマガの読者ではなく、私が近い将来、実際にお会いする方々です。だからこそ、意識の高い本気の方だけが集まる場にしたい。そのためにも通常のメルマガよりも価格を高くしているです。
──まさに先ほど言われていた付加価値を付けた価格になっているわけですね。
新井:そうですね。このメルマガを自分のものにしようという覚悟を持った人が集まってくる人たちと濃いお付き合いをしていければと思っているんです。
──確かに、メルマガを中心に真剣な人が集まるコミュニティが出来ていくと新たな何かが生まれそうですね。
新井:月額2,979円というのは、居酒屋に飲みに行ってしまえば、1回で使ってしまうような金額です。それを自分のために使えるか否かということも大事だと思っているんです。
──今は自らのブランディングが大事な時代になってきています。サラリーマンの中でも特にそういったことを理解している方が新井さんのメルマガを読むと役に立つと思いました。
新井:これからは「自分をどのように売っていくのか」が大事になってきています。まず自分の価値がどのようなものかを知り、どのように自分の価値を上げていくのかを理解することは必要なことだと思いますよ。
──では最後に今後どんなメルマガにしたいというのはありますでしょうか?
新井:メルマガを読んでもらった人にいかに満足していただけるのか、いかに役に立つものにするのか、というのがまず第1に考えています。第2にメルマガを読んで、実践した人がどのように成功したのか、ということも発表していきたいと思っています。そうして、セミナーでは読者間での関係もできるようになる。これからビジネスを真剣に考えている人と、メルマガを読んで成功した人との関係ができ、また新たなビジネスが生まれたり、真剣に取り組む気持ちがさらに増えたり、ということが出来ると思っています。最終的な目標は真剣な人たちとのコミュニティを作ることです。これからビジネスを真剣に考えられている方をお待ちしています。
──今後のメルマガ、期待しております。この度は、お忙しいところありがとうございました。