恋のコンサルタントこと山本早織さんに、ボディビルダー兼プロトレーナーの山本義徳さん、そして現役メンズファッションバイヤーのMBさんという、人気のメルマガ発行者の3人が一堂に会し、先日都内にて開催された「ナイスバディ&着こなし体験型セミナー~2019 真夏の色男祭り」。ここだけのマル秘トークが繰り広げられたのにくわえ、MBさんから直に着こなしアドバイスを受けられる「実践型コーディネート診断コンテスト」も行われるなど、カオスかつ大盛り上がりの一夜となりました。そんなイベントの熱気をお伝えすべく、3人によるトークセッションとコンテストの模様をダイジェストでご紹介します。
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ファッション・恋愛・筋肉のエキスパートが集結!
MB 今日はまず前半は鼎談ということで、3人でお話をさせていただき、後半は「実践型コーディネート診断コンテスト」ということで、コンテスト形式でひとりひとり点数を付けさせていただいて、そこから我々が専門的に、筋肉だったり恋愛だったり、私だったらファッションだったり、そういう観点からお話をさせていただければと思います。
まず、軽く自己紹介を3人で回していければなと。他のお二人のメルマガ読者の方のなかには、私のことを知らないという方も多分いると思うので、お話をさせていただくと……私はMBという名前で、ファッションの指南をやっております。
洋服の指南っていうと、結構感覚的なものが多いんですけど、私は論理的に、人間の視覚効果だったりとか、色彩心理学だったりとか、そういうエビデンスのあるものをベースに洋服を語ることを仕事としておりまして、いろんなブランドとコラボをしたりとか、果ては暴走してAV女優とコラボしたりも趣味でやったりするんですけど……。そんな感じで、論理的なファッション指南をやっております。よろしくお願いします。じゃぁ、次はさおりん。
山本早織 はい。さおりんと呼ばれてます。私はですね、結婚に繋がる恋のコンサルタントとして、まぐまぐさんでメルマガを書かせていただいてます。
特徴としては、私自身がグラビアアイドルから銀座のホステスを経て、今の会社を起業しているので、男性向けに女性からアドバイスするという視点と、あとはやっぱり恋愛って正解は無いんですけど、できる限り正解に近づけるコンサルということで、成功哲学だったりとか恋愛工学だったりとか、もちろん心理学だったりとかを使って、9割がた結婚まで導くっていう、できるだけ正解に近づける恋愛のコンサルタントをしております。みなさん、よろしくお願いします。
MB じゃぁ山本先生、どうぞ。
山本義徳 はい。興味のある方には、とても興味はあるんでしょうけど、無い方には全く興味はないと思うんですが。私の場合、筋肉ということなんですが、最初はダイエットのためのメルマガということで、始めさせていただきまして。ただ、読者の方のご要望とかをいろいろと聞いているうちに、「もっと健康について書いて欲しい」という、そういう声をいただきまして、ダイエットや筋肉だけじゃなく、身体全体に関する内容、健康に関する内容もメルマガのほうで書いております。
みなさんも、健康のことについては関心のある方もいるんでしょうし、全然ない方もいると思うんですけど、今回この機会を使っていただいて、健康への関心を深めていただければと思います。よろしくお願いいたします。
MB はい、ありがとうございます。それじゃぁ、時間もそんなにないですし、せっかく今回は「真夏の色男祭り」っていうことで……例えば夏にファッションは何を意識すればいいか。恋愛なら……別に夏じゃなくてもいいんだけど、何を意識すればいいのか。あと健康や筋肉は……ということで。
僕は個人的にさおりんとは以前から仲良くさせてもらっているから、いろんな話をしてるんですけど、山本先生とは初めてお会いするんで、今日は聞きたいこともいっぱいあるんです。
恋のコンサルタントが伝授「半年間で結果を出す方法」
MB 根本的な身体のベースを作るためには、やっぱりそれなりの期間は必要ですか?
山本義徳 筋肉の細胞って、入れ替わるのに80日間ぐらいかかるんですね。ですから、3か月ぐらいしっかりトレーニングすると、細胞が入れ替わって、3か月前と3か月後だと全然違う身体になると思います。
MB なるほど。じゃぁ、トレーニングでベースを作るんだったら、最低3か月は必要と。
山本義徳 そうですね。まぁ、1か月や2か月だとあんまりわからないんですけど、3か月経つと明らかに誰が見ても分かるぐらいの違いになると思います。
山本早織 でも3か月っていうと、やっぱり恋愛も一緒で。今まで全く恋愛とかしたことがない人が、3か月間恋愛対象となる女性とコミュニケーションを取るだけで、モテオーラが出るんですよ。
MB ……いい繋げ方するなぁ(笑)
山本早織 ホント、ホント。やっぱり3か月って人の習慣なんだなって、今の話を聞いててすごく思って……。
山本義徳 3か月がひとつの季節っていうのも、関係するんでしょうか。
山本早織 そうなんですかね。人の習慣を作るのは3か月っていうので。逆にいうと、6か月間恋愛をお休みしちゃうと、その次の恋愛をスタートさせるようと思ったときにすごく難しくて。例えば、先生と私が付き合っていたとして……。
MB うーん、すごいカップル(笑)
山本早織 (笑)。で、失恋するじゃないですか。私がフラれたとしますね。そしたら傷つくじゃないですか。なんか失恋すると、これは私のイメージなんですけど、ハートの真ん中にぽっかり穴が開いたような感じがしませんか? 付き合っているという習慣がずっとあるので、ここに人がいないっていうだけで、なんか寂しいっていう穴が開くんですよね。その穴が、だいたい3か月間で塞がるんですよ。
その塞がる「ひとりでいる習慣」っていうのが出来てきて、「あぁ、なんか別に、山本先生がいなくても大丈夫かも」って思うのが、だいたい3か月間。そして残りの3か月間で独り身の習慣ができるので、6か月経つと完全なる独り身の完成っていう。「ひとりがラクだな」っていう風に思うようになるのが6か月間なので、例えば「前の彼氏とか彼女がいたのはいつでした?」って聞いて、「1年半ぐらい、恋愛はお休みしてます」っていうと、「あぁ、ちょっとじゃぁハードルが上がって、腰が重い人なんだな」って思って、サポートしていくっていう。だいたい6か月ぐらいで、恋愛のスイッチがオフになるんですね。
山本義徳 それは、男女どちらも3か月?
山本早織 男女どっちもですね。でも、男性のほうが立ち直りは遅いんで、男性のほうが時間はかかるかも。
MB そうなんだ。じゃぁ、今日はせっかくお客さんに来ていただいてるんで、例えば今、彼女がいない人……半分ぐらい、もしかしたら全員いないかもしれないけど(笑)、これから彼女を作る、例えば年内に彼女を作るとか、年内に結婚相手を決めるとか、何か短期間で結果を出せることって、恋愛であったりしますか?
山本早織 今って「出会いがない」っていうのが言い訳になるぐらい、出会えるじゃないですか。アプリもあるし、結婚相談所もやってるし、パーティに行けば誰かしらに会えるし、今日だって隣に女子がいるだろうし。どこでも出会えるわけですよ。だから「出会いが無いんです」っていうのは、「はい、言い訳~」って感じになっちゃうんだけど。
例えば半年間で結果を出したいってなったら、まず自分のマーケットをどこに置いたらいいか、マーケティングをするんですよ。例えば、婚活パーティに行ってみて、そこに15人の女の人がいると。そしたら、「この15人に対して自分はどれだけニーズがあるんだろう」っていう風に、「自分はどのマーケットに行ったら一番価値を感じてもらえるか」っていうのを、いろんなマーケットで試して、それを3か月で見極めるんですよ。
それで、例えば「アプリで一番結果が出るな」とか、自分の求めてる人にニーズを感じてもらいやすいマーケットがわかったら、そのマーケットに一点集中でいったほうがいいですよね。
MB なるほど。どの出会いのマーケットで自分が必要とされているかっていうことを、見極めるってこと?
山本早織 そうです、そうです。
MB 例えば街コンだったりとか、婚活パーティだったりとか、アプリだったりとか、それぞれでニーズが違うから、自分のニーズにハマるものを考えないといけないってことね。
山本早織 お洋服も一緒じゃないですか。どこにどのお洋服を置くかで、この値段で売れるのかとか、マーケティングしてると思うんですよ。
MB そうですね。それも、めちゃくちゃ緻密な。でも、それってすごい難しくない?
山本早織 そうなんです、難しいんですよ。だからやっぱ、自分でマーケティングする時間がもったいないなって思う人は、他人にマーケティングを任せる。まぁ、私が代わりにマーケティングしたりとかするんですけど。
MB 例えばアプリだとどういう人が好まれるとか、そういうのってあるんですか?
山本早織 うーん。ぶっちゃけアプリだと、既婚者がモテるんですよ(笑)。これは言っちゃいけないんだけどね。
MB じゃぁ逆に、今日来てくださってる人は……ざっと見で30代前半ぐらいの男性が多いと思うんですが、他にもいろんな条件があると思うんですけど、そういう年代の方のニーズが一番高いマーケットって、どこなんですか?
山本早織 何を求めているのかにもよるんですけど、例えば結婚だったら、結婚相談所に行ったらめちゃくちゃモテます。30代前半の男性は、ニーズがかなり高いので。
MB 逆に婚活パーティとかはダメなのね?
山本早織 婚活パーティでも、その人それぞれによるんですが、ニーズは無くはないです。ただ、結婚したいんだったら一番ニーズが高いのは結婚相談所かな。でも、彼女が欲しいとか、「まだ結婚はいいけど、美人な彼女が欲しいな」とかだったら、まだ合コンで勝負できるんですよね、30代前半だと。
MB へー、じゃぁ逆に合コンで勝負できなくなるのは、どのくらいなの?
山本早織 えー?(笑)
MB それ、すごく怖いんだけど。俺、今年37なんですけど、どこまでいけるんですか。
山本早織 まだ大丈夫ですよ。でも、やっぱり40代になると、合コンはキツくなってきますね。
MB 40代を過ぎたら、どうすればいいの?
山本早織 40代過ぎたら、40代向けのアプリに行くか、やっぱり結婚相談所に行くか、あとは40代向けのパーティとかに行くか……。どのマーケットにも、もちろんニーズはあるんですけど、自分自身がどこにいけば自分の価値を感じてくれる相手に会えるかっていうのが大事なので。ひとりひとり年齢とか年収とかで区切るわけではないんですよね。
MB 恋愛はマーケティングって言ってるもんね。
山本早織 そうなんですよ。みんな全然それをしないから。もったいないなって思ってるんですけどね。
MB そっか。自分の必要とされてるところに行って、そこで戦うと。じゃあ、短期間で彼女や結婚相手を見つけるためには、マーケティングをしろと。
山本早織 3か月間、本気で全部のアプリとか出会い系を駆使して、マーケティングをしたほうがいいです。3か月だけ。ちょっと大変だけど。
MB それで、どこが一番ウケがいいか見極めて、集中すると。
山本早織 そうです、そうです。
冬でも薄着で過ごす筋肉自慢たちの「プライド」
山本早織 ちなみに山本先生は、コートとか着るんですか?
山本義徳 コートはですね、身体に入るものが全くなく……。
山本早織 やっぱりそうなんですか?
MB え、じゃぁどうしてるんですか?
山本義徳 やっぱり、筋肉があると暑いんで。だから、コートを着る必要があんまりない。冬も一枚何かTシャツで、上に大き目の革ジャン。その2枚で十分です。
山本早織 じゃぁ、山本先生みたいな方が、夏物のセールでブランドを救っていただいて……(笑)。
MB 僕のトレーナーさんも筋肉バキバキなんですけど、ある時、冬の時期にみんなで人狼ゲーム……僕ら結構ハマってて、それを一緒にやろうということになって。渋谷に「VR人狼」っていう店があって、そこで関係者みんなで人狼ゲームをやるんですけど、そこに僕のトレーナーさんを呼んだんです。すると、向こうから歩いてきた時に、冬なのにTシャツ一枚にスラックス履いて、ヴィトンのバッグ持って「お待たせしました」みたいな。「いやいや、冬だから」って(笑)
山本早織 あぁ、一人だけ季節感なかったですもんね。
MB 季節感なさすぎ、みたいな。
山本義徳 本当は寒いんですけど暑がりのフリをするのが、筋肉のある人のまぁプライドというか……。
MB えー。本当ですか?(笑)
山本義徳 寒いんですけど「筋肉があるから暑いんだよ」っていうアピール。それが結構多いですね。
山本早織 でも女子も、寒いけどオシャレのために薄着をするっていうプライドが……私はないですけど。男性にもそういうのがあるんですか?
MB そういうの、あるかなぁ? ……でも、新潟県民はあるのよ。
山本早織 新潟?
MB 俺、地元が新潟なんだけど、寒くても新潟県民はダウンコートを着ると負けって感じがして。……今日は新潟の人、いないかな? 新潟の人ってあまりダウンを着ないんですよ。頑張って我慢するんで……って、そんなことどうでもいいんですけど(笑)。でも、筋肉を付けると寒くならないって、確かにその人も言ってたし、本当にそうなんですね。
山本義徳 ただ、確かに筋肉は熱を発生させるんですけど、体脂肪が少ないとその熱がどんどん逃げていっちゃうんですね。太ってる人は脂肪があって、熱を内にこもらせることができる。だから、筋肉があって脂肪もある方は、すごく暑がりです。でも、筋肉があって脂肪が少ない人は、逆に寒がりかもしれないので、筋肉があって脂肪がないのに薄着をしてる人は、ちょっと見栄を張ってるところはありますね。
山本早織 へー、おもしろい!
和気藹々とした雰囲気で進んでいった3人のトーク。ここでご紹介した内容以外にも、MBさんによる「今後のトレンド予測」や、山本義徳さんによる「超短期間で身体つきを変える方法」など、ためになる話が盛り沢山だったトークの全文は、今後配信される3人のメルマガ『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』『結婚につながる恋のコンサルタント山本早織があなたの恋のお悩み解決し、最高の結婚生活の作り方も教えます』『-エビデンスによる最新ボディメイク-【博士のダイエット&バルクアップ研究所】』にて掲載されますので、是非この機会にご登録ください。
「実践型コーディネート診断コンテスト」優勝者の着こなしは?
さて、MBさん・山本早織さん・山本義徳さんによるトークが終了した後、行われたのが「真夏の色男祭り 実践型コーディネート診断コンテスト」。
MBさんのメルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』において人気を博すコーナー「読者さんのコーディネート診断」のリアルバージョンともいえるこの企画。カリスマファッションバイヤーであるMBさんのコーディネート診断をナマで受けられるということで、希望者が想定以上に集まり、予定よりも多い14名がコンテスト参加者として舞台に上がりました。
今回の審査にはMBさんはもちろん、山本早織さんと山本義徳さんもトークに引き続いて参加しました。
「男性のファッションは良く分かんない」と話す山本早織さんは、女性目線、デート目線で参加者を厳しくチェックしつつも、甘いマスクのイケメンには、つい甘めの採点となる場面も。またコンテスト全編に渡って指摘していたのが、ショートパンツ着用時のすね毛問題。「私自身は気にならないけど、最近の女性はそういう体毛を気にする方が多い」とのことで、すね毛ケアの重要性を訴えていました。
いっぽうで、「洋服を着た人を審査するのは初めて」と話していたのは山本義徳さん。ファッションのことはあまり詳しくないということでしたが、「靴が決めすぎ」「腕元が寂しい」といった、とても鋭い指摘を随所で連発。「言おうと思ってたコメントを先に言われた!」とMBさんを困らせていました。
そんなMBさんですが「思ったよりみんなおしゃれに攻めてくるな」と、コンテスト参加者たちのセンスの高さに感心しきり。「人に点数を付けるのは大変」と採点に四苦八苦しながらも、各参加者のファッションの方向性は尊重しつつ、「僕だったらそれにプラスして……」という風に、ワンランク上を目指すための助言を的確に授けていたのは流石でした。
こうしてコンテストは順調に進み、栄えある優勝の座に輝いたのは、一番最後に登場したこの方。
「夏のセールで半額だったものを嫁が選んできて、それを着てきました」と、本人によるアピールコメントはちょっと控えめ。ですが、審査員からは「顔の雰囲気と服の全体的な雰囲気が合ってて、イケメンオーラが出ている。一緒に歩いてて自慢になる感じ」(山本早織さん)、「トップスとスニーカーの色の合わせ方が、奥様のセンスを感じますね」(山本義徳さん)と、絶賛の声が挙がりました。
またMBさんも、「上半身を緩めにして下半身を細めにする、Yラインのシルエットがキレイ」「スニーカーも肌の色に近いものを選ぶことで目立ちにくくしている」と、その理に適った着こなしぶりを高く評価。そのいっぽうで「インナーをタンクトップにして、ちょっと胸元を見せてあげることで、より夏っぽくキレイにすっきり見えるのでは」というアドバイスも送っていました。
優勝者に特製の「真夏の色男」トロフィーと、審査員3人による寄せ書きサインが贈呈され、賑々しく終了した今回のコンテスト。
「今回の参加者は年代や体形はそれぞれですが、みなさん服でキレイに見せることをよく意識されていて、僕自身も勉強になりました」とMBさんが総括されていた通り、参加された方はもちろんですが、観客として見ていた側も大いに勉強になる、とても有意義なイベントとなりました。
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