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上級国民ミスター慶応が性的暴行で6度目の逮捕。今回も金の力で不起訴か?

ミスター慶応ファイナリストが女性に対するわいせつ事件を起こした。性的暴行を加えたとして逮捕されたのは、千葉県の無職渡辺陽太容疑者(24)と、知人で栃木県の職業不詳光山和希容疑者(24)。渡辺容疑者はかつて「ミスター慶応コンテスト」の出場経験があり、同様の女性暴行事件を起こしたことがある。しかも今回の逮捕は6度目という強制性交の常習犯だ。
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ミスター慶応出場者が性的暴行で逮捕

渡辺容疑者と光山容疑者の2人は昨年3月、JR大宮駅近くで女性に声を掛けて、カラオケ店とインターネットカフェでそれぞれ性的暴行を加えた疑いが持たれている。取り調べに対し、2人は「弁護士が来るまでは何も話さない」と供述を拒んでいるとテレビ朝日は報じている。

渡辺容疑者は2年前にも女性への暴行事件を起こし、世間を賑わせた男だ。

慶応大学経済学部2年に在籍していた2018年9月、酩酊状態で路上を歩いていた面識のない女子学生(当時19歳)を雑居ビルに連れ込み、1階の踊り場で乱暴。その後、路上で彼女の腹を蹴っていたところを現行犯逮捕されるという、鬼畜の所業としか形容のしようがない事件を起こしている。

実は渡辺容疑者はこれまでに5度も逮捕されているが、その全てが不起訴になっているのだ。

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なぜ5度も逮捕されて全てが不起訴に?

渡辺陽太容疑者は前述した19歳女子学生への暴行で現行犯逮捕され、さらに強制性交も発覚し再逮捕されている。それ以外の残りの3度の逮捕は、ここからさかのぼって明るみになった事件だ。

2018年5月に女性を酒に酔わせてわいせつな行為をし、さらに財布を盗んだとして、共犯の慶応大生とともに3度目の逮捕をされている。

さらに、2018年3月には、友人のマンションで女性に性的暴行を加えた上で、現金6万円とキャッシュカードが入った財布を盗んだとし、強制性交と窃盗の疑いで4度目の逮捕。

2018年9月にはこちらも友人のマンションで女性にアイマスクを着け、両手首をひものようなもので縛った上で暴行しようとした準強制性交容疑で5度目の逮捕をされている。

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短期間でこれだけの事件を起こした、懲りない犯罪者。もし、女子学生の腹を蹴っていたところを現行犯で逮捕されていなければ、これらの余罪は明らかになっていなかったかもしれない。

これまで逮捕されてこなかったことに味をしめ、好き放題の悪事を働いてきた渡辺容疑者。しかも、5度も逮捕されながら、この全てが不起訴処分となっているというのだから尋常ではない。

なぜ、このような極悪非道の犯罪を繰り返しながら、ことごとく不起訴となるのか?どうやらそこには渡辺容疑者の「出自」が関係しているようだ。

渡辺容疑者は上級国民の親族

千葉県内でも有数の進学校に入学した渡辺容疑者は、高校入学からわずか2か月、万引きで捕まり退学処分に。その後、スイスやニュージーランドの高校へ留学し、慶応大学へ入学している。

この“学歴ロンダリング”からも明らかなように、渡辺容疑者は少年時代から犯罪行為を財力で揉み消してきた。特にスイス留学は年間学費だけで1000万円をくだらないとも言われ、いくら子供のためとはいえ一般家庭が工面できる金額ではない。

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渡辺容疑者の実家は千葉県でも有名な大手土木事業者。かつて地元テレビ局の番組をスポンサーとして持っていたくらいの大きな会社だという。

会社を一手に取り仕切る祖父は政財会との結びつきも強く、千葉県では名立たる有力者。同じ業界でその名を知らぬ者はいないほどの人物だ。

このように数々の悪事を働いてきた渡辺容疑者は、それが明るみになる都度、裕福な実家の財力を使い、「上級特権」を振りかざして不起訴を獲得してきたものと考えられる。

実際に当時の一部報道では、渡辺容疑者とは明かしていないものの、「早い段階で示談が成立していたケースもあった」といい、逮捕された5件は全て金で解決してきたというのが大方の見方となっている。

6度目の逮捕も大金積んで不起訴か

今回、埼玉県で渡辺容疑者が新たに起こした事件でも、「弁護士が来るまでは何も話さない」と供述を拒否していることから、5度の逮捕と同じような示談を持ちかける可能性が高いだろう。

しかも驚くことに、カラオケボックスで性的暴行を加えたこの事件は、前回の不起訴処分からわずか2か月後だということ。渡辺容疑者に反省の色はまったく見られず。情状酌量の余地などどこにもない。

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にもかかわらず、また大金で示談を成立させ、何事もなかったように街へ出ていく。

渡辺容疑者はこれが6度目の逮捕となるが、彼を知る同級生や人物からは、「泣き寝入りしている女性はもっといる」「こんなもんじゃない」などの声も聞こえてくる。

カネも権力も持つ上級国民の親族なら何をやっても許されるのか?性的被害を受け、いつも傷つくのは女性たちだ。検察も簡単に不起訴にするのではなく、極悪非道な犯罪者をこれ以上野に放たないようすべきである。

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image by : Osugi / shutterstock

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