冷静に考えれば「そんな話があるはずがない」という結論に至るはずなのに、それでも被害に遭ってしまう方が続出する悪徳商法。なぜ彼らはいとも簡単に「罠」に掛かってしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『西谷圭一の一文無しから人生大逆転させた思考法!』では著者の西谷圭一さんが、そんな悪徳商法に引っかかってしまう要因を、頻繁にコップをひっくり返してしまう人の行動になぞらえ考察しています。
悪徳商法に引っかかるいくつかの要因
おっちょこちょいな人っているじゃないですか。お茶が入ってるコップをひっくり返して水浸しにしちゃうとかさw でも、これっておっちょこちょいなのだけが原因じゃないんですよねぇ。
まず、コップをよくひっくり返す人って、コップをひっくり返りやすい場所に置いちゃってるってコトです。テーブルの端に置いてるとか手を引っ掛けやすい場所に置いてるとか、コップをひっくり返してしまう原因を作っちゃってる訳です。
まぁ、これだけなら注意してればひっくり返すことはないんですが、コップをひっくり返してしまう間接的な原因ってのがあるんですよ。例えば、余所見をしていたとかがそうですね。テレビに夢中になっててテーブルを見てなかったとかね。
余所見をしただけではコップをひっくり返すことは無いんですが、コップをひっくり返しやすい場所に置いてたからひっくり返したと。
結果としてはコップをひっくり返して水浸しにしたんですが、原因としてはいくつかの要因が重なってひっくり返したってことです。
ややこしいですねぇw
ま、何を言いたいのかというと、物事には必ず因果関係があってその「因」はひとつじゃないってこと。そしてこの因果関係ってのは良いことも悪いことも同じなんですよね。
悪徳商法に引っかかっちゃう人ってのは、悪徳商法に引っかかるいくつかの要因があるってコトです。楽して金を手に入れたいって思う気持ちが、楽して金を儲ける方法を探させているんだし、そもそも金が無いから金が欲しくなるってことなんだよね。
なんでお金が必要になったのか。その原因は何かってコトをちゃんと知って対策を講じる。これが「因果応報」なのです。って、今回はなんか説法じみてしまったなぁw
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