MAG2 NEWS MENU

安倍・麻生というゾンビに取り憑かれた自民党・岸田新政権の前途多難

激戦の総裁選を制し、悲願であった総理の座を手にした岸田文雄氏。しかし、自ら「新時代共創内閣」と呼ぶ人事は一部で「忖度人事」と酷評されるなど、早くも前途を危ぶむ声が聞かれる状況となっています。果たして新内閣も前政権同様、短命に終わることになるのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、岸田氏の総裁選での「勝ち方」に問題があったと指摘。その結果として安倍、麻生、甘利各氏に足元を見られる事態に陥るとし、「すでに岸田政権の失敗は始まっている」と結論づけています。

高野孟さんのメルマガご登録、詳細はコチラ

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年10月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

断ち切られた自民「党風一新」の芽

客観的には、今回の自民党総裁選のテーマは明らかで、ただ長いだけが取り柄だった安倍晋三政権とその蛇足でしかなかった菅義偉政権の計8年10カ月の間に、ヘドロのように堆積した黒い沈澱物や茶褐色の老廃物をきれいサッパリ大掃除して、若々しく爽やかな保守政党として再生することが可能なのだという姿を国民に強烈に印象づけることにあった。

それには、何のかのと言ってもやはり河野太郎と小泉進次郎の、新鮮ではあるがやや危なっかっしい人気抜群のコンビを、政策通の苦労人である石破茂が下支えするという構図は悪くなかったのだが、それが奏功するにはいくつもの条件が欠けていた。

安倍に擦り寄るという河野の余りの政治音痴

まず第1に、河野自身が安倍・麻生に擦り寄って支持を得ようとして、森友疑惑について「再調査は必要ない」と言い、また持論である脱原発のトーンを弱めて「安全な原発は再稼働する」と言ったりした。これは決定的にまずかった。特にモリカケサクラ疑惑に関しては、安倍・麻生が説明責任を回避し、国会も出来るだけ開かないようにして逃げまくってきたことが国民の政治不信の大きな要因となってきた訳で、ここは野田聖子のように「多くの国民が納得していないので支持率の低下は当然。信頼回復には、二度と起きないよう調査をする必要がある」と明解に言い放つことで対抗軸を形成しなければならなかった。

1年前に安倍・麻生は、「菅ならモリカケサクラ隠蔽の共犯者だからそこを暴くことはない」という理由で菅政権を支持したのだが、まさにその「説明責任拒絶」の隠蔽政治の業を背負わされたことが大きな要因となって菅は短命に終わった。そして今また、もはやゾンビと化した安倍・麻生が「岸田ならそこに手を突っ込んでくることはない」という不純な動機で岸田政権を作ろうとしている時に、河野が「いや私も再調査はしませんから大丈夫、支持してくださいよ」とにじり寄って行くのは、馬鹿げているという以上に、この局面でどういう磁場を形成すべきなのかを理解できていない政治音痴である。

【関連】岸田総理がレジ袋再無料化を決意か。山口環境相の巨乳スキャンダル、山口組元幹部との握手写真流出、株価暴落の三重苦に早くも切り札

高野孟さんのメルマガご登録、詳細はコチラ

 

福田達夫をどうして味方につけなかったのか

河野に不足した条件の第2は、せっかく小泉が陣営に馳せ参じていながら、4回生(09年8月の民主党政権誕生の時に初当選)で自民党の若手の希望の星であるはずの彼が、3~1回生(12年12月の安倍第2次政権成立時以降に当選)を河野支持にまとめるだけの組織力を発揮できなかったことである。

今回の総裁選の最大特徴は、派閥の締め付けが全く効かなくなったことで、それはどうしてかと言えば、衆参を合わせてほぼ半数近い議員が安倍第2次政権時代に当選してきたいわゆる「安倍チルドレン」だからである。この人たちは、“安倍ブーム”に乗って安易に上がってきて、もちろん安倍には多大なる恩義を感じているけども、反面、安倍がいなくなった後の菅の下では到底当選はおぼつかないという不安の真っ最中。そこで、河野・小泉チームが「もう安倍さん頼りの時代ではないのだという覚悟を決めないと。我々と一緒に新しい自民党を作りましょうよ」と切り込んで行くべきだった。

素早く動いたのは福田達夫で、衆院の3~1回生90人を集めて「党風一新の会」を作り、代表世話人となって「派閥に囚われない総裁選を」などと訴えた。彼は、福田赳夫首相、康夫官房長官の血筋を引く清和会そのものではあるけれども、そういう枠組みをブチ破ってこういう組織化ができるだけの力量があるのだろう。

そこで、河野・小泉チームとしては何としてもこの福田を味方に引き付けて、安倍チルドレンをごっそりと河野側に引きつけることが戦略的に鍵となるはずだったが、そういう努力を払ったのかどうか分からない。少なくとも結果から見れば、安倍側からの「お前ら、俺への恩義を忘れるな。今回は岸田だぞ」という恫喝的な刈り込みが成功したことは明らかで、それが岸田勝利の大きな要因となったはずである。

二階はボケッとして何もしなかったのか?

河野が勝てなかった条件の第3は、二階俊博幹事長の働きがなかったことである。1年前には、それなりに見事と言っていい根回し能力を発揮し手品師のように菅政権を作った二階だが、その菅政権があっけなく崩壊していく中で、彼は一体何を考え何をしてきたのか。それが全く見えない。

二階の側から見れば、問題の焦点は、キングメーカーの座を安倍・麻生が確保するのか、それとも自分になるのかの一点にあったはずで、そうであれば河野・小泉・石破チームを勝たせるためにありとあらゆる手段を動員して戦うべきだが、そういう決然たる行動には出ていない。むしろ逆で、派内をまとめることができず、そのために第1回投票も、決戦投票となった場合も自主投票とせざるを得なくなるという無様なことになった。そこを記者から突かれ「派としてまとまった対応をしないのか」と質問されると、「(派の一員として)対応したくない人は、(派から)出て行ってもらうしかないね。ちょっと愚問なんじゃないか、こういうプロの世界では」と、ほとんど意味不明の答弁をした。

文言だけ聞けば、「今のところ一見バラバラに見えるかもしれないが、いざ決戦という時には、俺はプロの寝技師なんだから、決めるべきは決めて、従わない奴は叩き出してでもビシッとやる。君はそんなこともわからないのか」という意味にとれるが、もちろん実際にはそんなことは起きなかった。この有様には、二階派の若手の間からも「何を言っているのか分からない」「ボケという言葉は使うべきでないが、ちょっと疲れてしまったのかなあという印象だ」といった声が聞かれた。

もう1つ付け加えれば、第4に、菅義偉首相の「河野支持」発言は全く余計で、何のプラスにもならないどころか、河野の足を引っ張ることになった。

こうして、河野の突破力、小泉の発信力、石破の安定力、二階の陰謀力をうまく噛み合わせれば、3A=ゾンビ3人組の権力への異常なまでの執念を打ち砕いて「党風を一新」することができる可能性は大いにあったのだが、実らなかった。

高野孟さんのメルマガご登録、詳細はコチラ

 

それにしても露骨すぎるゾンビの跋扈

さて、岸田文雄にとっては、同じ勝つにしても別の勝ち方があったはずで、それは宏池会本来の穏健保守リベラルにしっかりと立ち戻って組み立て直した説得的な政策体系を柱に、そこへ向かって岸田派だけでなく谷垣グループ、変節者=麻生とその取り巻きを除く麻生派の大半など「大宏池会」勢力を結集し、同会にとっての宿敵である清和会の保守タカ派路線、その鬼っ子としての安倍・高市的な戦前回帰的な保守反動路線と対決しつつ、河野チームとは違って路線・政策面から「党風を一新」する道筋を示して戦うことだったろう。

しかし、現実の岸田が採ったのは、安倍・麻生に決して逆らわず、彼らの了解と支持を得て権力の座に手を届かせようとする擦り寄り路線でしかなかった。宏池会の看板を引き継ぐ者が清和会と安倍に媚びてしまっては、すでにしてアイデンティティは崩壊していて、そうなると何としても権力を操作する側にいたい3A=ゾンビ3人組に足元を見透かされ、好きなようにいじくり回されてしまうという悲劇的な事態に陥る。

9月30日の党役員人事と一部閣僚の内定がまさにそれで、これほど酷い人事というのも滅多にお目にかからないと思うほどである。今更繰り返すまでもないが……

▼ゾンビNo.2の麻生を、森友問題で真面目な末端職員を自殺に追い込んだ財務省の高級官僚らが説明責任を回避するのを擁護し続けてきた人物だというのに、副総裁に据え

▼それで9年ぶりに空くことになる財務相には、あくまで麻生に忖度したのだろう、義弟=鈴木俊一を当て

▼ゾンビNo.3の甘利明を、あろうことか党の最高ポストで金も握る幹事長に置いた。16年に建設会社から都市再生機構への口利きを頼まれ自らも秘書も現金を受け取っておきながら経済再生担当相を辞任することで説明責任から逃れた男である

▼安倍お気に入りの超タカ派=高市早苗を政調会長に遇した

福田達夫の総務会長は清新ではあるが、3回生に党内の古狸どもを取り纏めて何事も“満場一致”で党議を決定しなければならないこのポストに押し込むのは無茶というもので、彼が潰される結果にならないよう祈りたい。これは福田が「党風一新の会」を引き連れて河野・小泉側に走らなかったことの論功行賞ポストが他になかったためで、どうもジグソーパズルがうまく行っていない。

ここまでの経緯で、すでに「岸田政権」の失敗は始まっていると言える。総選挙まで約1カ月、看板の架け替えによる心理的効果が続いているのか、それとも、このゾンビ傀儡性が早々と露呈して失望が始まっているのかで、選挙結果は大きく異なり、従って政権の行方も今は予測の限りではないが、私の予感ではどうもこの政権は出発の時から無理を重ねていて、余り長く続かないように思えてならない。

(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年10月4日号より一部抜粋・文中敬称略)

(全文はメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』を購読するとお読みいただけます)

高野孟さんのメルマガご登録、詳細はコチラ

 

初月無料購読ですぐ読める! 10月配信済みバックナンバー

※2021年10月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、10月分のメルマガがすべてすぐに届きます。

いますぐ初月無料購読!

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。

2021年9月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.517]何をやってもドタバタして失敗続きのバイデン外交(9/27)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.516]「民主主義」とは一体何なのか?(9/20)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.515]世界史的な物差しで計った「9・11からの20年」(9/13)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.514]7つの誤算が重なった末の菅義偉首相の頓死(9/6)

2021年9月のバックナンバーを購入する

2021年8月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.513]自民党総裁選の意外な目は石破茂元幹事長か?!(8/30)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.512]アフガン戦争を上手に終わらせることもできない米国のお粗末(8/23)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.511]米バイデン政権の“命取り”になるか? アフガニスタン撤退(8/16)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.510]さあどうなる? 8月の内閣支持率(8/9)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.509]世界が注目した「シモーネ・バイルズ途中棄権」事件(8/2)

2021年8月のバックナンバーを購入する

2021年7月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.508]「呪われた五輪」に無理やり突入した管義偉政権の一か八かの大博打(7/26)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.507]今更ですが「マスク」についてもう一度/西村秀一医師の話に耳を傾けよう!(7/19)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.506]中国の台湾軍事侵攻が切迫しているというのは本当か?(7/12)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.505]生き物である大地を虐殺するリニア新幹線計画(7/5)

2021年7月のバックナンバーを購入する

2021年6月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.504]21~22年の沖縄は一大政治決戦の時(6/28)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.503]「ワクチン万能」論を少しだけ修正した菅義偉首相(6/21)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.502]バイデン大統領の「中国恐怖症」の結末(6/14)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.501]枝野幸男『枝野ビジョン』への違和感(その2)(6/7)

2021年6月のバックナンバーを購入する

2021年5月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.500]「飲食店苛め」を止めろと声を上げた「獺祭」社長の見識(5/31)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.499]枝野幸男『枝野ビジョン』への違和感(5/24)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.498]米軍がアフガンから撤退しても戦争は終わらない?(5/17)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.497]米バイデン政権は本当に中国と戦争をするつもりなのか?(5/10)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.496]感染爆発で五輪中止の最悪シナリオも(5/3)

2021年5月のバックナンバーを購入する

2021年4月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.495]日韓関係修復のきっかけとなるかソウル地裁の新判決(4/26)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.494]『NYタイムズ』も言い出した東京五輪延期・中止論(4/19)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.493]トリチウム汚染水はまず東京湾に放出すべき(4/12)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.492]4月リバウンド、5月緊急事態、7月感染ピークか?(4/5)

2021年4月のバックナンバーを購入する

2021年3月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.491]土こそいのちのみなもとーー高田宏臣『土中環境』に学ぶ(3/29)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.490]早くも半壊状態に陥った菅義偉政権(3/22)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.489]日朝平壌宣言から来年で20年ーー安倍晋三がすべてをブチ壊した!(3/15)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.488]何一つ変えられないまま衰弱していく残念な日本(3/8)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.487]すでに破綻している日本の「ワクチン供給」確保(3/1)

2021年3月のバックナンバーを購入する

2021年2月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.486]コロナ禍の国際政治学(2/22)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.485]森会長辞任でますます加速する菅政権の崩壊(2/15)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.484]コロナ後の世界に向けての「資本主義」の乗り越え方(2/8)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.483]「4月頓死」説が強まる菅義偉政権のヨレヨレ(2/1)

2021年2月のバックナンバーを購入する

2021年1月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.482]バイデン政権で米中関係はどうなる?(1/25)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.481]トランプ流ポピュリズムの無残な末期(1/18)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.480]米中はゼロサム関係ではないーー米国はなぜ対中ヒステリーに走るのか(1/11)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.479]2021年はどんな年になるのかーー3月に最初の山場が?(1/4)

2021年1月のバックナンバーを購入する

2020年12月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.478]2021年の日本と世界──コロナ禍の収まり具合が決める天国と地獄(12/28)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.477]右翼の尖閣紛争挑発に惑わされてはならない!(12/21)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.476]3カ月で早くも下り坂を迎えた菅義偉政権(12/14)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.475]Go Toトラベルを6月まで延長する菅義偉首相の執念(12/7)

2020年12月のバックナンバーを購入する

2020年11月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.474]東アジア不戦を誓う「22222222222宣言」運動(11/30)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.473]「インド太平洋」は中国を含めた軍縮の枠組み?(11/23)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.472]バイデンで米国は正気を取り戻せるのか?(11/16)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.471]菅政権の「米中バランス外交」を警戒する右寄り陣営(11/9)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.470]トランプがパックス・アメリカーナを壊した?(11/2)

2020年11月のバックナンバーを購入する

2020年10月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.469]学術会議問題で嘘を撒き散らす菅義偉首相とその仲間たち(10/26)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.468]学術会議人事介入の裏にあるもの(10/19)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.467]何もかも出任せの言いっ放しという安倍政権の無責任(10/12)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.466]年内総選挙はなくなり、年明け早々もできるのかどうか?(10/5)

2020年10月のバックナンバーを購入する

2020年9月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.465]玉城デニー沖縄県政2年目の折り返し点ーー菅政権と戦って再選を果たすには?(9/28)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.464]「中国脅威論」を煽って南西諸島進駐を果たした自衛隊(9/21)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.463]10月解散・総選挙はいくら何でも無理筋では?(9/14)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.462]安倍の何が何でも石破が嫌だという個人感情が生んだ菅政権(9/7)

2020年9月のバックナンバーを購入する

2020年8月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.460]長ければいいってもんじゃない安倍政権“悪夢”の7年8カ月(8/31)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.460]立憲・国民が合流して新党ができることへの私なりの感慨(8/24)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.459]世界最低レベルの日本のコロナ禍対策(8/17)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.458]「食料自給率」の主語は国、都道府県、地域、それとも個人?(8/10)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.457]コロナ禍から半年余、そろそろ中間総括をしないと(8/3)

2020年8月のバックナンバーを購入する

2020年7月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.456]自然免疫力を高める食事こそが「新しい生活様式」(7/27)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.455]コロナ禍を機に起こるべき価値観の転換《その2》(7/20)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.454]コロナ禍を機に起こるべき価値観の転換《その1》(7/13)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.453]コロナ対策の大失敗を隠したい一心の安倍とその側近たち(7/6)

2020年7月のバックナンバーを購入する

2020年6月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.452]ほぼ確定的となったトランプ敗退(6/29)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.451]イージス・アショアを止めたのは結構なことだけれども(6/22)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.450]ほとんど半狂乱状態のトランプ米大統領ーー米国の命運を決める黒人票の動向(6/15)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.449]「拉致の安倍」が何も出来ずに終わる舌先三寸の18年間(6/8)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.448]安倍政権はいよいよ危険水域に突入した!(6/1)

2020年6月のバックナンバーを購入する

2020年5月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.447]「10月」という壁を乗り越えられそうにない東京五輪(5/25)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.446]何もかも「中国のせい」にして責任を逃れようとするトランプ(5/18)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.445]ポスト安倍の日本のアジア連帯戦略(5/11)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.444]結局は「中止」となるしかなくなってきた東京五輪(5/4)

2020年5月のバックナンバーを購入する

2020年4月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.443]こういう時だからこそ問われる指導者の能力と品格(4/27)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.442]「6月首相退陣」という予測まで飛び出した!(4/20)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.441]何事も中途半端で「虻蜂取らず」に陥る日本(4/13)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.440]米国でも物笑いの種となった「アベノマスク」(4/6)

2020年4月のバックナンバーを購入する

2020年3月配信分
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.439]1年延期でますます開催意義が問われる五輪(3/30)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.438]もはや「中止」するしかなくない東京五輪――安倍政権の命運もそこまでか?(3/23)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.437]改めてそもそもから考え直したいヒトと微生物の関係(3/16)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.436]後手後手をカバーしようと前につんのめる安倍の醜態(3/9)
  • [高野孟のTHE JOURNAL:Vol.435]安倍独断で「全国一斉休校」に突き進んだ政権末期症状(3/2)

2020年3月のバックナンバーを購入する

image by: 首相官邸

高野孟この著者の記事一覧

早稲田大学文学部卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。現在は半農半ジャーナリストとしてとして活動中。メルマガを読めば日本の置かれている立場が一目瞭然、今なすべきことが見えてくる。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 高野孟のTHE JOURNAL 』

【著者】 高野孟 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週月曜日

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け