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実は意外と多い“秋のカビ”。家事のプロが伝授する、今こそやるべき対策とは?

梅雨の時期にはしっかりやる人の多いカビ対策ですが、実は秋にもやっておかなければ痛い目を見ることもあるようです。そこで、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、 秋のカビ対策の基本を伝授。カビやすいのに意外と盲点になっている場所も教えてくれます。

秋といえばカビ

さて、本日はあんまり秋にやらない家事のお話。

先日ダニの話をしたばっかりですが、もうひとつ秋に対策したいのが

・カビ

なんですよ。カビって言うと梅雨時期だけのような気がしますが、

・秋の長雨≒梅雨のころの温度と湿度

なんですよ。部屋に湿気がこもりやすいんですね。

それなのに、梅雨にはカビ対策をしても秋にはカビ対策をしない人がほとんどなんです。秋カビの対策をしている人は

・梅雨カビの11/3

しかいないというアンケート結果もあるようです。ま、なんとなく感覚的に梅雨の方がジメジメしている気がするモンね。自分の感覚がフツーに間違っているってことですね( ̄∇ ̄)

カビが出てきてからでは遅い。キレイに落とすのが大変だし、なにより余計な家事が増える。いや、それが一番イヤよね。

カビが出来やすいのは

・クローゼット
・ベッド下収納
・下駄箱
・エアコン
・浴室

などですが、カビ対策の基本は、なんといっても

・しっかり乾かす

もう、これほんとに大事です。ちなみにダニ対策としてもヨイ。適度な湿度は大敵ですね。

まさかびしょ濡れのまま服や雨でぐしょぐしょの靴や傘をそのまましまわないと思うんですが、生乾きのままとか、ちょっと裾の厚くなっているところが湿っている気がするとか、そのくらいだとやってしまいそうでしょ?これがマズいんです。湿気がこもってカビ一直線です。

なおかつ

・換気する

ことです。クローゼットでも下駄箱でも、晴れて乾燥した日には開け放って換気をするんです。ちなみに、これと関係するのが

・詰め込みすぎない

ことです。モノが詰め込まれすぎていると、換気しても空気が通っていかず、換気にならないんですよ。もちろんモノを取りだして換気すればOKですが、それはそれでメンドクサイでしょ?ゆったりとはいいませんが、ある程度ゆとりがあった方がカビ対策上も効果的なんです。

頻度は、大きさや風の入りやすい位置関係などあると思いますが、だいたい

・週イチ

くらいはやった方がいいようです。ちなみに我が家では、

・クローゼットは週2から3回
・下駄箱は2週間に1回

くらいです。服と靴だと圧倒的に服の数の方が多くてクローゼットも広い。カビが起きたときのダメージも服の方が大きいと思うからです。普段使っていない場所のクローゼットや押し入れなんて10センチくらい開けっぱなし( ̄∇ ̄)

意外と盲点なのが

・ベッド下の収納

かもしれません。ヒキダシになってたり、ボックスを置いていたりしますよね。

でも、ベッド自体寝ている時の汗で湿気があるはずだししかも、掃除しにくい。カビが出やすい条件が揃っていますね。

ここも

・ヒキダシをドカして掃除+換気

が必要ですね。このベッド下は、ここに収納しているものを定期的に使うことで出し入れし、ちょっと掃除。そのときにヒキダシをしばらく開けっぱなしにしておくと、結構カンタンに対策できます。

ヒキダシが空っぽだったり、滅多に使わないものだったりすると、却ってヒキダさずカビてしまうのかもしれません。

我が家では、ベッドリネン類を収納しています。枕カバーやボックスシーツを替えるときに、ついでにヒキダシをあけて、掃除機でガー!で開けっぱなし。洗ったリネン類をしまうまでそのまま。カンタンです。

秋といえば、ダニ以外にカビ。ちゃんと乾かして、換気をして。フツーに対策するだけでだいぶ防げますよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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