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なぜ真の成功者は「家に帰って最初の1分」を大切にするのか?玄関先で出逢える人生のチャンス

世の中で「真の成功者」と呼ばれる人たちは、私たち凡人と何がどう違うのか、考えてみたことはありませんか。ロングセラー『君と会えたから』『手紙屋』などの著者として知られる作家の喜多川泰さんが創刊したメルマガ『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』では、そんな「目から鱗の成功論」をご紹介しています。家の玄関に入って「最初の1分」の時間から変える成功術とは一体なんでしょうか?

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「ノルマ」に追われていませんか?

前回のメルマガ(Vol.3)では、自分を磨きたいとか、成長したいと思ったときに、自分に課すノルマは、1日15分程度にしておくことが大切だということをお伝えしました。もちろんそれ以上やってもいいけど、始めるときには「とにかく15分だけ頑張る」と決めておく。

でも実は、もう一つ大切なことがあります。

受験生を担当する4月の最初の授業で
「どういう習慣がある人が受験で第一希望に合格できると思う?」
とよく質問をしました。

みんなそれぞれに頭の中で答えを用意しますが、「一日5時間は勉強する」とか「週50時間の家庭学習時間を確保する」など、どの答えも「自分に多くのノルマを課す」ことへと自分を導くものばかりです。

「瞬間」が私たちの未来を決めている

でもそれでうまくいく人はほんの一握り。ほとんどの人は「やらなきゃいけないのはわかっているんだけどできない」という毎日になるだけ。

そこで僕は
受験生の実力差は「勉強時間」で生まれるのではなく「瞬間」で生まれている。
ということを伝えていました。

つまり、
「家に帰って一番最初にやることで未来は決まる」
ということ。

受験生は誰しも、学校から帰るときは、
「帰ったら勉強しよう」とか「明日の課題はちゃんとやっていこう」
と思っているものです。

ところが「しよう」とは思っていますが「いつ」ということを決めていない。だから、帰ったらまずベッドに横になってスマホをチェックしてとか、ソファに座り込んでテレビを見てとか「ちょっと息抜き」から始めたくなる。

まあ、大人でもそうでしょう。一日頑張って働いて疲れて帰ってきたんだから、まずはちょっと息抜きくらいさせてよって思いますよね。それくらいの権利はあるだろうって。もちろん息抜きの時間は15分くらいと最初は思ってる(笑)。ところが、それが長くなるというのは前回のお話。

そうこうしているうちに、ご飯を食べなきゃとか、お風呂に入らなきゃとか、友達のLINEに返事を送らなきゃと、別の用事が入ってくる。それらもそれぞれ思ったよりも長くなっていって、さあ勉強だと思う頃には0時を回っていることがしばしば。

そんな日は、どうもやる気になれなくて、明日から頑張ろうかなって気持ちが強くなってくるんですね。それじゃあダメだと、いざ始めてみても、その時間になると一日の疲れがどっと出てきて、睡魔が襲ってくる。だから15分だけというノルマは達成できてもうしろに長めの時間を取ることができない。そんな毎日を繰り返すことになる。もちろん、そういう受験生は思ったような結果を残すことはできないわけです。

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タイミングを意識すれば「1分」でOK

だから、家に帰って最初にやることを「勉強」にする。「スマホで動画を見るのも、テレビを見るのも、友達とLINEでやり取りもしよう。でもそれはあとだ」そう覚悟を決めて、玄関の扉を開ける。

そして、あらゆる誘惑を振り切って最初に勉強を始めることができれば、あとは自然とやる気が湧いてくるはずだ。

自分で決めた「やるべきこと」をやるタイミングはできる限り早い方がいい。

すべては「瞬間の覚悟」で決まっている。「あとで」と逃げそうになる自分に、「それではダメだ。今だ」という判断を迫る。その覚悟を持つ。24時間覚悟し続ける必要はない。そこまで意思が続く人間はよっぽどストイックなアスリートや修行僧だ。

普通の人は、家の玄関を開けてから自分の机の前に行き勉強を始めるまでのおよそ1分。この時間だけ「絶対に逃げない」と覚悟を決める。その差が能力差となり、実力差となり、人間力の差となっていく。

「即動く」
それが人生を大きく決めていく。そしてそのために
「即動かす」
動かすものは「心」ではなく「覚悟」だ。

できるだけ早く覚悟を動かせれば、即動くことできる人になれる。

そこでようやく今日のテーマが登場する。なんとなく忘れてたかもしれないけど、今日は「時間」だけじゃなく別の「あるもの」もたった1%で未来が素晴らしく拓けるんだ、というのがテーマでしたね。

そう、別のあるものとは「覚悟」。今から十年以上前——

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image by: Shutterstock.com

喜多川泰この著者の記事一覧

1970年生まれ。2005年「賢者の書」で作家デビュー。「君と会えたから」「手紙屋」「また必ず会おうと誰もが言った」「運転者」など数々の作品が時代を超えて愛されるロングセラーとなり、国内累計95万部を超える。その影響力は国内だけにとどまらず、韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、ロシアなど世界各国で翻訳出版されている。人の心や世の中を独自の視点で観察し、「喜多川ワールド」と呼ばれる独特の言葉で表現するその文章は、読む人の心を暖かくし、価値観や人生を大きく変えると小学生から80代まで幅広い層に支持されている。

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